5pb.、Xbox 360『怒首領蜂 大往生』がソースコードを盗用し制作したものだったとして謝罪 | GameBusiness.jp

5pb.、Xbox 360『怒首領蜂 大往生』がソースコードを盗用し制作したものだったとして謝罪

5pb.は、2月19日に発売したXbox 360向け『怒首領蜂 大往生 ブラックレーベルEXTRA』が、ケイブおよびアリカが権利を持つ、PS2向け『怒首領蜂 大往生』のプログラムソースコードを盗用し制作されたものであったと発表しました。本作はオンラインプレイ時にゲームが止まる

その他 その他
5pb.は、2月19日に発売したXbox 360向け『怒首領蜂 大往生 ブラックレーベルEXTRA』が、ケイブおよびアリカが権利を持つ、PS2向け『怒首領蜂 大往生』のプログラムソースコードを盗用し制作されたものであったと発表しました。本作はオンラインプレイ時にゲームが止まる不具合があったとして3月末に出荷停止となっています。

「首領蜂」は弾幕系シューティングゲームの元祖とも言われるシリーズで、1995年にケイブが開発、アトラスから発売されました。それに続く「怒首領蜂」も同様で、業務用でリリースされたほか、家庭用ゲーム機でも展開されています。問題となった『怒首領蜂 大往生 ブラックレーベルEXTRA』はXbox 360への移植として、5pb.が発売元となり、アクアシステムが開発を担当しました。

アリカの三原一郎副社長のブログによれば、ソースコードの盗用があったのではないかと確信したのは今年3月のことで、当初はPS2版と同様の仕様が多数見つかったため、PS2版のデータをエミュレーションしているのではないかと考え、5pb.に問い合わせたところ、開発元がPS2のソースコードを盗用して開発を行ったことを認めたとのこと。

不具合から出荷停止となり未だ修正版が提供されてない『怒首領蜂 大往生 ブラックレーベルEXTRA』ですが、根本の原因は今回公表された内容にありそうです。これに関しては、事実を公表し謝罪するという5pb.の姿勢を受け、アリカの三原氏自らが修正版を担当するとブログで宣言しています。

また、同じく5pb.が発売予定にしているXbox 360向け『ケツイ 〜絆地獄たち〜 EXTRA』も同様の事態を防ぐため、発売を延期し、おリティアップに努め、オリジナルを担当したアリカの浅田氏が監修を行うとしています。
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

+ 続きを読む

この記事の感想は?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら