July 2026 U.S. Video Game Market Highlights Thread from Circana - U.S. video game spending dropped 10% in July, to $4.5 billion, despite the debut of several hit new releases.
— Mat Piscatella (@matpiscatella.bsky.social) 2026年8月20日 22:05
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米国の市場調査会社Circanaでゲーム業界アナリストを務めるマット・ピスカテラ(Mat Piscatella)氏が、2026年7月における米国ゲーム市場の調査結果を公開しました。
同月のゲームハードウェア支出額は、前年同月比29%減となる2億8,200万ドルを記録。7月としては2020年以来の最低水準に落ち込んでいます。
販売台数は39%減、平均販売価格は542ドルに上昇
Hardware - Unit sales were down on all console platforms when compared to a year ago. PlayStation 5 unit sales fell 6% versus July 2025, while Xbox Series dropped 18% and Switch 2 declined by 51%.
— Mat Piscatella (@matpiscatella.bsky.social) 2026年8月20日 22:05
ゲームハードウェア全体の販売台数は、前年同月比で39%減少。その一方、平均販売価格は16%上昇し、542ドルに達しました。販売されるゲーム機の台数が減る一方で、購入時に支払う金額は上昇していることになります。
機種別では、PS5の販売台数が前年同月比6%減、XBOX Series X|Sが18%減、ニンテンドースイッチ2が51%減となり、主要3機種がそろって前年を下回りました。
ニンテンドースイッチ2の落ち込みについては、前年の2025年7月が、6月の記録的な発売直後にあたることも考慮する必要があるとしています。単月では前年を大きく下回ったものの、2026年7月の販売台数では引き続き首位を維持。発売から14か月時点の累計販売台数も、初代ニンテンドースイッチの同時期を11%上回るペースで推移しています。
一方、売上金額ベースではPS5が7月の首位を獲得しました。販売台数の減少率が主要3機種で最も小さかったことに加え、本体価格の上昇も売上金額を押し上げたとみられます。
メモリ高騰で主要3社の価格も変化

ゲーム機市場を取り巻く大きな問題となっているのが、メモリやストレージをはじめとする部材価格の高騰です。マイクロソフトとソニー、任天堂は2026年にゲーム機本体を値上げしており、9月1日から米国におけるニンテンドースイッチ2の価格も引き上がる予定です。
マイクロソフトは8月1日からXBOX本体の価格を世界的に改定。米国では512GBモデルを100ドル、1TBモデルを150ドル値上げしました。
同社によると、サプライヤーとの交渉を続けてきたものの、ゲーム機向けのメモリおよびストレージ価格はすでに2.5倍以上に上昇。2027年秋までに、そこからさらに倍増する可能性があるとしています。
また、次世代XBOX「Project Helix」についても、XBOXのCEOを務めるアーシャ・シャルマ氏が、メモリコストは価格と供給量に影響すると説明。発売時期については、2026年4月の時点で明らかにできる段階ではないとしています。
任天堂も、米国におけるニンテンドースイッチ2の価格を9月1日から449.99ドルから499.99ドルへ引き上げる予定です。
同社は価格改定の背景について、特定の要因だけによるものではなく、メモリを中心とした部材価格の高騰や為替、石油価格など、複数の市場環境の変化を考慮した結果と2026年5月に説明しています。値上げが購入のハードルを高めることは認識しつつ、魅力的なソフトを継続的に投入することで本体の普及を促していく方針です。
また、7月には「当期の生産計画を満たせる見込み」だと回答しており、部材高騰には価格改定で対応したことを明かしていました。
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、2025年8月に米国でPS5関連製品を値上げしたのに続き、2026年4月にも価格を再び改定しました。現在の米国価格は、PS5 デジタル・エディションが599.99ドル、通常版PS5が649.99ドル、PS5 Proが899.99ドルとなっています。
一方、ソニーは2026年度のPS5販売計画に必要なメモリをすでに確保しており、同年度のハードウェア収益性に関する計画にも変更はないと説明していました。
そのほか、米国調査機関Jefferies Equity Researchはメモリ価格の上昇が2027年まで続き、改善は2028年以降になると予測しています。部材コストの高騰が続けば、価格や販売への影響も長期化し、ハードウェア市場は今後も厳しい状況が続きそうです。


















