昨日もお伝えしましたが、正式発表によると、今回書類送検された運用者は、同社が運用するクライアントデータ(プログラムファイルやグラフィック、音声などゲームのデータ群)を一部を不正に改変したプログラムを配布。個人で運用しているエミュレーターサーバー(オリジナルサーバーと同様の挙動が実現できるように作られたサーバー)に接続させた上で、製作者が意図しないゲームプログラムの挙動をさせた疑いで書類送検されたということです。
なお、サーバープログラムの不正流出や不正コピーが一部で報道されましたが、そのようなことはないということです。
この件に関し、エヌ・シー・ジャパンは以下のように発表しています。
今回の事件は、弊社がサービスしているオンラインRPG「タワー オブ アイオン」の著作物であるクライアントプログラムの一部を不正に改変し、不正にエミュレーターサーバーへ接続させて、著作者の意図しない運用を行い、運営者は不正に利益を得て、弊社に損害を与えた事案となります。
プレイヤーが所有する弊社提供のゲームプログラムの一部を改変することは、弊社が有する著作権の侵害に該当します。
弊社としましては、同エミュレートサーバーの運用者および利用者に対しては著作権侵害として法的な対応を検討しており、今後もさらに活動を強化し、引き続き警察と連携しながら、違法行為撲滅に積極的に取り組んでまいります。
(C)NCsoft Corporation. (C)NC Japan K.K. All rights Reserved.
The Tower of AION(TM) is a trademark of NCsoft Corporation.
Copyright (C) 2009 NCsoft Corporation.
NC Japan K.K. was granted by NCsoft Corporation the right to publish, distribute
and transmit The Tower of AION(TM) in Japan. All rights reserved.
