
スパイスマートは2026年6月5日、同社が提供するスマホゲーム分析ソリューション「LIVEOPSIS」のデータをもとに、2026年5月におけるゲーム実況YouTuberのスマホゲーム投稿ランキングと実況トレンドの分析結果を公開しました。調査対象はチャンネル登録者数10万人以上のYouTubeゲーム実況チャンネルで、期間中の投稿本数・チャンネル数・再生回数の推移やキーワード分析などを実施しています。
『原神』、バージョンアップと先行体験施策で投稿量を維持
5月のランキングでは、HoYoverseの『原神』が前月に続き首位を獲得しました。4月に投稿本数が前月比で約200本増加し、5月も同水準を維持しています。スパイスマートの分析によれば、4月8日と5月20日のバージョンアップが投稿量を伸ばす大きな要因となりました。加えて、公式チャンネルでの新キャラクター発表に連動する形で、公式の先行体験サーバーを利用したYouTuberによる性能解説動画が相次いで投稿され、その後も関連するプレイ動画が続いたことが全体の伸長につながったとしています。

トップ10全体では、5月にランクインした10作品のうち9作品が4月から引き続きトップ10に入っており、上位の顔ぶれは安定しています。一方で『プロ野球スピリッツA』は投稿本数が前月から約80本増加し、9ランクアップと大きく順位を上げました。
『ドラクエスマッシュグロウ』がトップ20入り、『鳴潮』も復帰
11~20位では、4月に配信を開始したスクウェア・エニックスの『ドラゴンクエストスマッシュグロウ ドラクエローグライトRPG』が投稿82本でトップ20に入りました。動画内キーワードでは「りゅうおう」が最も高頻度で出現しており、イベントや装備に関する話題が投稿を牽引したことがうかがえます。

また、5月23日に2周年を迎えた『鳴潮』は前月から3ランク上昇し、トップ20に復帰しました。投稿量の推移では4月30日のVer3.3アップデート以降に増加が確認されています。

事前登録中の『プチプラネット』、βテストで投稿が急増
LIVEOPSISには4月のアップデートで「事前登録中」タイトルをフィルタリングできる機能が追加されています。この機能で絞り込むと、事前登録中タイトルの投稿は4月が1作品、5月は3作品と広がりを見せています。
中でも注目されるのが『プチプラネット』です。4月に開始したβテストを契機に投稿本数が大幅に増加しました。スパイスマートは、首位の『原神』と同様に、リリース前の段階からゲーム配信者を活用したプロモーションを強化している動きがうかがえると分析しています。正式リリース前から実況者を巻き込むマーケティング手法が、スマホゲーム業界で広がりつつあることを示す事例といえます。









