ひと月あたりのゲーム課金額は?「10代の金銭感覚についての意識調査2022」公開 | GameBusiness.jp

ひと月あたりのゲーム課金額は?「10代の金銭感覚についての意識調査2022」公開

Withコロナによる社会活動の活発化や将来への不安、学校で教えてほしい知識など、30ページ以上にわたるレポートでさまざまな傾向が浮き彫りになりました。

市場 調査
ひと月あたりのゲーム課金額は?「10代の金銭感覚についての意識調査2022」公開
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SMBCコンシューマーファイナンスは、2022年7月8日~11日にかけて15歳~19歳の学生を対象に「10代の金銭感覚についての意識調査2022」をインターネットリサーチで実施し、同社調べによる有効サンプル1,000名の集計結果を公開しました。

本稿では、その一部を抜粋して紹介します。詳細は、前回調査にあたる「10代の金銭感覚についての意識調査2021」も含めてSMBCコンシューマーファイナンス公式サイトのニュースリリースページで確認できます。

10代の金銭感覚についての意識調査2022

調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする15歳~19歳の学生

調査期間:2022年7月8日~11日

調査方法:インターネット調査

調査地域:全国

有効回答数:1,000サンプル(男女各500名)

調査協力会社:ネットエイジア

10代の収入状況は

現在の収入状況に関しては、「収入はない」が17.3%、「収入はお小遣いのみ」が36.5%、「お小遣い以外の収入がある」が46.2%でした。

学生区分別に見ると、高校生は「収入はお小遣いのみ」が52.4%、「お小遣い以外の収入がある」が28.9%、大学生・短大生・専門学校生・予備校生(以下「大学生等」)では「収入はお小遣いのみ」が12.7%、「お小遣い以外の収入がある」が72.1%でした。

ひと月あたりの収入額は

高校生は平均11,813円、大学生等は平均43,883円でした。前回の調査結果と比較すると、ひと月あたりの収入額の平均は、高校生が1,160円の増加(前回調査10,653円→今回調査11,813円)、大学生等は8,495円の増加(前回調査35,388円→今回調査43,883円)となりました。

「Withコロナ」の下、社会経済活動が徐々に活発化していることが10代の収入額増加の背景になっているのではないでしょうか。

預貯金額の平均は

有効サンプル1,000名のうち預貯金をしている599名に預貯金額を聞いたところ、高校生は平均116,725円、大学生等は平均267,718円でした。

前回の調査結果と比較すると、高校生が29,952円の増加(前回調査86,773円→今回調査116,725円)、大学生等が51,503円の増加(前回調査216,215円→今回調査267,718円)と、大きく数字を上げています。社会の経済活動再開が進む一方で、社会情勢の不透明感が貯蓄行動を促し、預貯金額の増加につながっていると考えられます。

今の貯蓄状況に不安を感じているか

現在の自分の貯蓄状況について不安を感じているか聞いたところ、「感じている」が54.6%、「感じていない」が45.4%となりました。

女性は59.6%となっており、男性の49.6%と比べて10.0ポイント高くなりました。自分の貯蓄に対し不安感を抱いているのは特に女性に多いことが分かります。

ひと月あたりのゲーム課金額は

ゲーム課金をしている134名にゲームでのアイテムの購入やガチャの利用などにひと月あたり、どのくらいお金を使っているか聞いたところ、平均は2,571円でした。

前回の調査結果と比較すると、平均は全体で513円の増加(前回調査2,058円→今回調査2,571円)、男性が597円の増加(前回調査2,124円→今回調査2,721円)、女性が237円の増加(前回調査1,958円→今回調査2,195円)、高校生が817円の増加(前回調査1,689円→今回調査2,506円)、大学生等が181円の減少(前回調査2,931円→今回調査2,750円)と、高校生での増加幅が特に大きくなりました。

ゲームへの課金に後悔した経験があるか

また、ゲームでお金を使ったこと(ゲーム課金したこと)に後悔したことがあるか聞いたところ、「ある」が23.6%、「ない」が76.4%となりました。

男女・学生区分別に見ると、後悔したことがある人の割合は大学生等の男性(33.7%)が最も高くなりました。

学校の授業で教えてほしい「社会で生きるための知識」は

学校の授業で教えてほしい「社会の中で生きるための知識」を聞いたところ、「ローン・クレジットの仕組み」(36.0%)が最も高くなり、「お金のトラブル」(35.4%)、「生活設計(人生設計と人生に必要な資金の計画)」(32.7%)、「保険・リスク管理(事故・災害・病気などへの備え)」(32.3%)、「家計管理」(28.8%)と、お金に関する知識が多く挙がりました。

また、近年注目されている「SDGs」(19.8%)や「異文化・多様性」(18.5%)は5人に1人が挙げました。

学生区分別に見ると、高校生は1位「お金のトラブル」(34.9%)、2位「ローン・クレジットの仕組み」(33.2%)、3位「生活設計(人生設計と人生に必要な資金の計画)」(31.4%)、大学生等は1位「ローン・クレジットの仕組み」(40.1%)、2位「お金のトラブル」「保険・リスク管理(事故・災害・病気などへの備え)」(いずれも36.2%)となりました。

《蚩尤》

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