2023年GOTY受賞者の「生成AI活用」発言が批判浴びる…しかし誤解も?すぐに釈明 | GameBusiness.jp

2023年GOTY受賞者の「生成AI活用」発言が批判浴びる…しかし誤解も?すぐに釈明

コンセプトアーティストをAIに置き換えるわけではありません。

ゲーム開発 人工知能(AI)
2023年GOTY受賞者の「生成AI活用」発言が批判浴びる…しかし誤解も?すぐに釈明
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『バルダーズ・ゲート3』で知られるLarian StudiosのCEOがインタビューで生成AIの活用を語ったことに対して、様々な反応が広がっているようです。同社ではアイデア出しのレベルでしか生成AIを使っていないにもかかわらず、コミュニティからネガティブな反応があり、CEOのSwen Vincke氏がXで釈明しています。

AI生成のボイスやテキストは使われていない



Swen Vincke氏は海外メディアBloombergのインタビューにて、生成AIの活用方法について語りました。同社では生成AIの活用に力を入れていますが、新作RPG『DIVINITY』ではすべてのボイスとテキストを人の手で作っていると言います。生成AIはアイデアの探求やプレゼン資料、コンセプトアートなどに使われているそうです。

コンセプトアーティストをAIに置き換えるわけじゃない

ネガティブな反応があったのは、インタビューで「コンセプトアート」と語った部分があったからだと思われます。Swen Vincke氏はXのポストにて、「コンセプトアーティストをAIに置き換えようとしているわけではないし、AIの導入を強く推しているわけでもない」とコメント。同氏は「Googleやアートブックを使って資料を探すように、初期のアイデア出しの段階で生成AIを活用している」と言っています。生成AIによる画像はラフとして使用され、最終的にオリジナルのコンセプトアートに置き換えられるそうです。

生成AIには様々な議論があり、「アイデア段階だとしても生成AIを使用している」と考えるユーザーもいる模様。釈明ポストへの批判的なリプライも確認できます。


『DIVINITY』の発売時期やプラットフォームは不明。インタビューでは2026年中にリリースされる可能性が低いことや、まずは早期アクセスでの配信を予定していることがわかっています。


《重田 雄一@Game*Spark》

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