2025年11月6日、『バルダーズ・ゲート3』の開発元であるLarian Studiosでパブリッシングディレクターを務めるMichael Douse氏がPCゲーム市場でSteamが大きなシェアを持っていることに触れ、「ひどいサービスを提供していないからだ」という見解を示しました。
良質でわかりやすいサービスの提供がSteamの人気の秘訣であることを示唆する
Douse氏の発言は「72%の開発者がSteamの存在をPCゲームの"独占"と感じている」という市場調査を受けてのもので、同氏はSteamについて「株主のKPIで定義されたひどいサービスを提供していないかのようだ」と発言しました。

この発言は「Steamが成功したのは投資家や企業の目線ではなく、ユーザー目線での懇切丁寧なサービスが信頼を勝ち取っている」ことを示唆しているとも言えるでしょう。
確かにSteamは非常にわかりやすいユーザーインターフェースや決済システムを備え、またその改善にも余念がありません。つい先日はストアページの幅に関するアップデートが実施され、ストアページがより見やすくなりました。
Douse氏の発言に対し、あるユーザーが「もしValveの社長であるGabe Newell氏が退任したら、Steamはどうなるのだろう?」という質問(現在は削除済み)を投げかけたところ、Douse氏は「Gabe氏が去った後の世界は恐ろしいものになるだろう」と返答しています。









