
KRAFTONの最高財務責任者(CFO)Dongkeun Bae氏は、同社が手掛けるPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/Xbox Series X|S向けサバイバルアドベンチャー『サブノーティカ2』の2025年から2026年への発売延期について同社の開発管理体制が適切に機能している証拠であると主張しました。
延期判断こそがゲーマー目線での品質管理の根拠と主張
先日行われたKRAFTONによる四半期決算説明会のQ&Aセッションに登壇したBae氏は、「社内基準は、『サブノーティカ2』のマイルストーンを含め、様々なゲームやプロジェクトに適切であるのか」との質問を受け、そういった考えが生まれることへの理解を示しながらも冒頭のような自身の考えを表明。『サブノーティカ2』にはファンコミュニティという大きな基盤があることから、ある程度のマーケティングの下でリリースするだけでも一定の売上は保証されるとの見解を示しつつ「私たちが目指しているのは、ゲーマーの皆さんが抱く最高レベルの満足度、彼らの願望を確実に満たすことです。」と述べ、厳密な管理体制を敷いているからこそ延期の判断ができたと評価していることを明かしました。
訴訟の行方共々リリース時のクオリティに注目集まる発言に

また、同じ早期アクセス作品として『InZoi』を比較に出しながら、そちらと異なり知名度と人気の確立された本作ではリリース時点での期待値がはるかに高いとの意見を語り、より独自性があり、差別化された楽しさ」を提供する必要があるとしました。開発スタジオの元経営陣による訴訟の行方と共に、リリースされる『サブノーティカ2』のクオリティへより一層注目が集まります。