ドリコム、ゲーム開発特化AI SaaSプラットフォーム「ai and」の機能を強化 特許出願中の機能を含む大幅アップデートを実施 | GameBusiness.jp

ドリコム、ゲーム開発特化AI SaaSプラットフォーム「ai and」の機能を強化 特許出願中の機能を含む大幅アップデートを実施

ユーザーアンケートを自動集計してインサイトを分析する特許出願中の機能をはじめとして、複数のアップデートが実施されています。

ゲーム開発 人工知能(AI)
ドリコム、ゲーム開発特化AI SaaSプラットフォーム「ai and」の機能を強化 特許出願中の機能を含む大幅アップデートを実施
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ドリコムはゲーム開発専用AI SaaSプラットフォーム「ai and(アイアンド)」において複数の機能アップデートを実施しました。

「ai and」は、ゲーム開発に携わるすべてのクリエイターの創造力を飛躍的に向上させることを目的としたプラットフォームです。多様なシーンに応じて複数のプロダクトをワンストップで提供し、開発者がルーティンワークを効率化しつつ、よりクリエイティブな作業に集中できる環境を実現します。

今回のアップデートでは、各プロダクトに以下の機能が追加されました。

  • 「ai andプラットフォーム」
    Azure連携機能を実装。

  • 「ai and翻訳」
    ゲーム開発現場で必要とされる機能を中心にUI・UXの改善と、単語手動登録機能を追加。

  • 「ai andインサイト」
    CSレポート連携、SNS(X、Discord、Steam)連携、自動データ連携、ファイル制限緩和を実施。SNSやマーケットプレイス、カスタマーサポートに寄せられるユーザーの意見を自動分析し、時系列で追跡することで変化を見つけやすくし、適切なアクションプランの実行へ繋げる。

  • 「ai andチャット」
    他プロダクトのデータをゲーム開発現場で活用できるテンプレート機能と、複数LLM活用機能を追加。

  • 「ai and文書作成/校正」
    Google Workspace公開とUI・UXの改善により、スプレッドシートサイドメニューから生成要件を選択できるようになり、よりシームレスな現場活用が可能に。

特に注目すべきは「ai andインサイト」です。本機能は、アンケート集計を自動化し、ユーザーインサイト分析を支援します。さまざまなユーザーボイスの定性情報を定量情報に変換し、クロス分析を自動的に実施してアクションプランを作成する仕組みとなっており、この技術について特許出願中です。

本プラットフォームは、プロセスに合わせたアウトプットを提供するため、開発チームはプロジェクトの進行状況や要件に応じて最適な成果物を効率的に取得できます。直感的で修正しやすいUIを備え、ユーザーは必要な修正を迅速に反映でき、作業が途切れることなく進行します。

継続的に利用することで、各IP(知的財産)に厳密に管理されたデータが蓄積されます。このデータがプロダクト全体で最適化され、適切な学習が進み、各IPに特化した高精度なAIによる業務サポートを、開発チーム全員が享受できるようになります。

なお、『ai and』は「IT導入補助金2025」の補助対象として登録されているツールです。

《GameBusiness.jp》

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