
Warner Bros. Gamesが開発、制作、技術業務における組織構造の再編を行ったと海外メディアVarietyが報じています。
「ハリポタ」『モーコン』等4つの人気IPに目標定め新たなリーダー抜擢
今回の組織再編によって現スタジオ責任者3名がシニアバイスプレジデントに昇格。モントリオール・スタジオ責任者のイヴ・ラシャンス氏が「ハリー・ポッター」と「ゲーム・オブ・スローンズ」関連の開発チームを、ネザーレルム・スタジオ責任者のショーン・ヒメリック氏が『モータルコンバット』シリーズと「DCユニバース」関連作の開発チームをそれぞれリーダーとして率います。また、ニューヨーク・スタジオ責任者のスティーブン・フレノリー氏がパブリッシングや品質保証、ユーザーリサーチ等まで統括管理するセントラル技術・サービス担当のリーダーとして抜擢されました。
今回の組織再編に解雇や幹部の退職は無し!苦境巻き返しの一手なるか
スタジオの閉鎖や社長の退任等苦境の只中にあることが見受けられた同社でしたが、今回の組織再編では解雇や幹部の退職は含まれていないとのこと。この人事異動は1月のCEO退任直後より始められていたそうですが、新体制への移行が後任のCEOにより判断されたのか、あるいは未だ後任のCEOが決まっていないのかも含め詳細は不明となっています。
また、親会社となるワーナー・ブラザース・ディスカバリーは2026年半ばまでに2つの部門で別会社として分割されることが報じられており、ゲーム部門はストリーミング&スタジオ部門の傘下となる予定です。一連の動きに対し親会社のゲーム担当CEO、JB・ペレット氏は「イヴ、ショーン、スティーブンはそれぞれの専門分野で優れた実績を持つ、尊敬されるリーダーです。彼らとチームと緊密に連携し、主要フランチャイズで最高のゲームを作り上げていくことを楽しみにしています。」とコメントしています。
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