ターン制タクティカルRPG『The Iron Oath』―2016年に『Darkest Dungeon』をプレイした後、開発がスタートした【開発者インタビュー】 | GameBusiness.jp

ターン制タクティカルRPG『The Iron Oath』―2016年に『Darkest Dungeon』をプレイした後、開発がスタートした【開発者インタビュー】

プレイヤーは小さな傭兵団として、王国同士の戦争に介入し、他の王国を倒していきます。

ゲーム開発 インディー
ターン制タクティカルRPG『The Iron Oath』―2016年に『Darkest Dungeon』をプレイした後、開発がスタートした【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Curious Panda Games開発、PC/Mac向けに4月20日に早期アクセスが開始されたターン制タクティカルRPG『The Iron Oath』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、中世のファンタジー世界を舞台に傭兵部隊のリーダーとなり、名声を求めて危険なミッションに挑み、巧みな作戦で生き抜いていくターン制タクティカルRPG。冒険する舞台であるCaelumの世界は、時が経つにつれてダイナミックに進化し、新たなストーリーの発見や予測不可能な展開が待ち受けています。記事執筆時点では日本語未対応。

『The Iron Oath』は、1,980円で早期アクセス配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Nik Mueller氏(以下Nik)本作でアートを担当したNik Muellerです。私の友人であるChris Wingardがすべてのプログラミングを担当し、彼と2人でCurious Panda Gamesとして活動しています。今まで遊んだ中で私が一番好きなゲームは『Age of Empires II』でしょう。昔からずっとストラテジーゲームの大ファンです!

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Nik私たちが本作の開発をスタートさせたのは、2016年に『Darkest Dungeon』をプレイした後です。この作品の緊張感あるダンジョンを進んでいくシステムとキャラクターたちが弱い存在であるというのが大好きでした。私たちはすぐに、このゲームにもし時間が重要な意味を持つ、より巨大な世界があったらどうだろうかと考え始めたのです。このアイデアを基に、本作の開発をスタートさせました!

――本作の特徴を教えてください。

Nik本作の舞台こそが最大の特徴だと思います。時間が経つにつれキャラクターが影響を受けるというのはよくありますが、世界自体が変化していくというのはこのジャンルにおいてまだそれほど扱われていないでしょう。プレイヤーが操るのは小さな傭兵団に過ぎませんが、王国同士の戦争に介入し、一国に味方し他の王国を倒していくというアイデアも気に入っています。

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

Nik本作は多くのRPGから影響を受けています。『Darkest Dungeon』『Battle Brothers』そして『Dungeons & Dragons』です。これらのゲームや『Baldur's Gate』のような昔ながらのRPGが好きな人であれば、本作をおそらく楽しんでいただけるでしょう。

――早期アクセスはどれぐらいの期間を予定していますか?今後どのような要素が追加されるのですか?

Nik早期アクセス終了は2023年を予定しています。それまではより多くのコンテンツを追加するのに注力していく予定です。より多くのクエスト、キャラクタークラス、敵、アイテム、バトル環境などですね。今後は「傭兵団議会」「海上移動」の2つを追加予定で、より戦略的な要素が増えていきます。

――早期アクセスとしてリリースしてみた感想を聞かせてください。

Nik今のところ素晴らしいです!すでにたくさんの良いフィードバックをいただいており、まさに私たちが期待していた通りです。私たちは2人だけで活動しているチームですので、本作を最高のものにするためには、引き続きフィードバックをいただくのとプレイヤーたちとの交流が欠かせません。また、プレイヤーの方々には本作を高く評価していただいており、私たちの方向性が間違っていないのだという自信につながっています。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Nik本作は元々『Darkest Dungeon』から影響を受けた作品です。『Dungeons & Dragons』からもインスピレーションを受けており、特にストーリーデザインでの部分が大きいです。私たちは本作において、ダンジョンマスターがイベントをプレイヤーに説明しているような感覚を再現したいと思いました。開発が進むにつれ、『Battle Brothers』『XCOM』『Into the Breach』といった戦略ゲームからも影響を受けるようになりました。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能ですか?

Nik将来的に、日本語を含む多くの言語に対応させたいと思っています。しかし今はゲームの完成に全力を入れています。今後有志翻訳も可能になるかと思いますが、まだ準備が必要で、その段階には至っていません。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Nik2020年には新型コロナのせいで開発スピードが落ちてしまいました。Chrisには3人の小さな子供がおり、学校が閉鎖してしまったため、その間はあまり作業をすることができなかったのです。去年からは無事、開発スケジュールも通常通りに戻すことができました!

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Nik大丈夫です!

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Nik本インタビューをお読みいただき、ありがとうございます。本作に興味を持っていただけると嬉しいです!お約束はできませんが、早期アクセス終了時には、日本語を追加できるよう全力を尽くしたいと思います!

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。
《Chandler@Game*Spark》

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