回路シミュレーター『Logic World』―『マインクラフト』の「レッドストーン」のシステムから大きな影響を受けている【開発者インタビュー】 | GameBusiness.jp

回路シミュレーター『Logic World』―『マインクラフト』の「レッドストーン」のシステムから大きな影響を受けている【開発者インタビュー】

『マインクラフト』でいろんな仕掛けを作っていた人にはピッタリかもしれないですね。

ゲーム開発 インディー
回路シミュレーター『Logic World』―『マインクラフト』の「レッドストーン」のシステムから大きな影響を受けている【開発者インタビュー】
  • 回路シミュレーター『Logic World』―『マインクラフト』の「レッドストーン」のシステムから大きな影響を受けている【開発者インタビュー】
  • 回路シミュレーター『Logic World』―『マインクラフト』の「レッドストーン」のシステムから大きな影響を受けている【開発者インタビュー】
  • 回路シミュレーター『Logic World』―『マインクラフト』の「レッドストーン」のシステムから大きな影響を受けている【開発者インタビュー】
  • 回路シミュレーター『Logic World』―『マインクラフト』の「レッドストーン」のシステムから大きな影響を受けている【開発者インタビュー】
  • 回路シミュレーター『Logic World』―『マインクラフト』の「レッドストーン」のシステムから大きな影響を受けている【開発者インタビュー】

気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Mouse Hat Games開発、PC/Mac/Linux向けに10月23日に早期アクセスが開始された回路シミュレーター『Logic World』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、巨大な3D空間で自分が好きなように回路を構築できるシミュレーション。一人称視点で自由に動き回りながら回路を構築し、最初はシンプルなものから徐々に複雑のものを作ったり、巨大なコンピュータを作ったり、ペイントツールやゲームなども作り出す事が可能です。マルチプレイヤーにも対応。記事執筆時点では日本語未対応です。

『Logic World』は、1,220円で早期アクセス配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Jimmyこんにちは!本作のリードデベロッパーのJimmyです。

好きなゲームを一本選ぶのは難しいですね。素晴らしいゲームがたくさんありますので!もし一本選ばなければいけないとなれば、『Kerbal Space Program』を選ぶでしょう。私は宇宙が大好きですし、このゲームはワイルドな宇宙の旅を実現させてくれます。また、私はこの作品に出てくるカーバルが大好きです。可愛くて面白いですよね。(笑)

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Jimmy私はかなり幼い頃から回路が大好きでした。シンプルな回路がたくさん繋がることで、とても複雑な処理が行われます。例えば今こうして文字がディスプレイに表示されているようなモノもそうですね。この複雑性が私にはとてつもなく美しく感じ、この世で何よりも素晴らしいもののように思うのです。

私の回路が大好きだったので、、いつも回路をいじって遊んだり、自分で回路を作ったりしていました。しかし、私は没入感があり、楽しく回路を作りたかったのですが、そのような環境はなかったのです。

私はそのようなゲームを誰かが作ってくれないかと何年も待ちました。しかし結局待つのにも疲れ、自分で作ってみることにしたのです。

――本作の特徴を教えてください。

Jimmy本作は回路を作るゲームで、そのプロセスを「楽しむ」ことに重点を置いています。本作は明るくカラフルで、すべて3Dです。プレイヤーは一人称視点でプレイするので、回路作りに没頭できるのです。

また、本作には美しいオリジナルのサウンドトラックがあるのも特徴で、計40分にもなる音楽は、本作を遊んでいる間、ますますやる気にさせてくれることでしょう。

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

Jimmy本作はいろいろといじるのが好きな人のためのゲームです。回路に興味がある人や、回路で遊んでみたい人、そして楽しくフレンドリーな環境でいろいろと試してみたい人にもぴったりでしょう。つまるところ、「かなりのオタク向け」ということでしょうね。(笑)

――早期アクセスはどれぐらいの期間を予定していますか?今後どのような要素が追加されるのですか?

Jimmy早期アクセスはおよそ18ヶ月になると思います。本作は野心的なゲームで、野心的な目標を持っていますので、しっかりと時間をかけ、ちゃんとしたものにしたいと思っているのです。

早期アクセス中には下記のような要素を実装予定です。

  • ゲームの最適化。現在、本作最大の欠点は、大き過ぎるものを作ってしまうと、様々な問題が発生してしまうということです。早期アクセス終了前には、数百万個の部品を使い、都市のようなサイズのコンピュータが作れるようにしたいと思っています。そしてこのような巨大コンピュータを動かしてもラグが発生せず、ロード時間も早いものを目指しています。

  • キャンペーンモード。現時点で、本作にガイドやチュートリアルといったものはありません。巨大なサンドボックスに放り出され、勝手に遊ぶことになるのです。しかし今後、ゲーム内で回路についてのレッスンがあったり、プレイヤーによるカスタムチャレンジを作れるようにし、シェアもできるようにしたいと思っています。

  • Modサポート。私たちはModが大好きですので、ぜひ皆さんの力で素晴らしいModを作っていただきたいと思っています。本作のあらゆるシステムはModのことを考えながら作られています。すでにModderの方々は本作においてクレイジーなことをやってくれています。しかし、今後は私たちからMod制作のためのドキュメントやチュートリアルを提供していきたいと思っています。

  • グラフィック向上&より美しい環境を追加。本作は回路を作るゲームですので、なるべく美しい環境でその体験をしていただきたいと思っています。今後、回路を作れる美しい環境をもっともっと追加していく予定です。山、ビーチ、湖、川など、まだまだたくさんありますよ。

――早期アクセスとしてリリースしてみた感想を聞かせてください。

Jimmy予想よりも遥かに素晴らしく、とても嬉しく思っています。多くの方に購入していただき、クールなものをたくさん作っていただいています。4年間も本作の開発をひっそりと進めており、今まではわずか数人のテスターしか本作を遊んだ事がありませんでしたので、この状況は今でも信じられません。

早期アクセスを実施し、一番嬉しいのは今まで回路のことを知らなかった人たちからもフィードバックがもらえるということです。たくさんの人が、本作からいかに回路が素晴らしく楽しいかを学べたと言ってくれました。とても嬉しく、周りの人にこの話をせずにはいられませんでしたよ。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Jimmy本作は『マインクラフト』の「レッドストーン」のシステムから大きな影響を受けています。「レッドストーン」のコンセプトは素晴らしいです。一人称視点の3Dワールドで回路を作る事ができるのですから。しかし、コンセプトは素晴らしいものの、『マインクラフト』らしさによってその魅力が大きく損なわれてしまっています。

「レッドストーン」はボクセルとしてしか存在できませんし、動作も遅く、変な挙動も多く、回路の組み立てもとてもシンプルなものに限られています。本作では、これらの問題をすべて解消していますし、本プロジェクトのゴールは当初から「レッドストーン以上のものを作る」というものでした。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能ですか?

Jimmy本作の翻訳はすべて素晴らしいファンコミュニティによって行われています。日本語訳はまだ作業中ですので、もしお手伝いいただけるのであれば、こちらでお手伝いいただけると幸いです。

また、ファンによって運営されている、本作の日本語Discordもあり、本作の翻訳プロジェクトや協力について話し合われているようですよ。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Jimmyもちろんありました。私はカナダに住んでおり、共同開発者のFelipeはスペインに住んでいます。そのため、私たちは以前からリモートで作業を行なっていました。それでも、新型コロナの感染拡大は恐ろしく、生活も苦しくなり、本作へのモチベーションも低下してしまったのです。

しかし、それも過去の話です。新しい環境にも慣れましたし、開発は今までにないぐらい順調ですよ!

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Jimmyもちろんです!正直言うと、ぜひやって欲しいです。もし本作を使ったコンテンツができましたら、お知らせください。私たちのSNSでも宣伝させていただきます!

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Jimmy日本の読者の皆さん、こんにちは。もし複雑なパズルやクリエイティブなものが好きでしたら、ぜひ本作を遊んでみてください。気に入ると思いますよ。あと、日本のファンのためのDiscordにもぜひ参加してくださいね!

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。
《Chandler@Game*Spark》

この記事の感想は?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

関連ニュース

特集

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら