EGS時限独占移行の『Ooblets』巡り議論が過熱、Epic Gamesも声明する事態に | GameBusiness.jp

EGS時限独占移行の『Ooblets』巡り議論が過熱、Epic Gamesも声明する事態に

先日、当初のSteam販売予定から一転、Epic Gamesストアへの時限独占販売を行うことを発表した、Glumberlandの農業生活シム『Ooblets』。同作を巡る議論が加熱したことを海外メディアが報じました。

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先日、当初のSteam販売予定から一転、Epic Gamesストアへの時限独占販売を行うことを発表した、Glumberlandの農業生活シム『Ooblets』。同作を巡る議論が加熱したことを海外メディアが報じました。

これは、同作の開発Glumberlandが膨大な契約金の存在を決め手としてEpic Gamesストアへの時限独占販売を行うことを発表し、また、ユーザー間に見られるEpic Gamesストアの独占販売戦略への批判に対し、独自の批判的な見解を示したことに端を発するものです。

gamesindustry.bizによれば、その後、Glumberlandは、以前より展開していた月額支援サービスPatreonの同社ページにおいて会員向けに「私たちはどれだけの人間が怒るのか判断を誤った」とするメッセージ(閲覧には要課金)を発表。

先の発表(Epic Gamesストア批判者への見解)は、Epic Gamesストアへの批判行為を封じ込める意味合いではなかったとして、同社に対し「何万とは言わないまでも、何千という憎悪に満ちた脅迫的なメッセージが、あらゆるプラットフォームからノンストップで届いている」とコメント。「すべてが私たちを荒廃させた」として、聴衆とポジティブで協力的な関係を築いてきた今までと一転してしまったことへの悲痛さを表しました。

そして同社は「インターネット上の炎上によるいじめの標的になった場合、どの程度の規模になるのか検討もつかなかった」と発言。以前にEpic Gamesストアへの時限独占販売を発表し、同様に批判を浴びた企業への共感もあり先の批判的な見解を発表したものの、これほどの結果をもたらすとは思わず、「世界が崩壊したような気分で2日間を泣いて過ごした」としました。

同社に対する批判が大きく展開したPatreonのユーザーに対しては、常に大きな更新は月初めに行っており、Patreonの月の支援金確定後のタイミングを狙って時限独占を告知したわけではないと弁明。「Patreonをもはや金銭的に必要としていない」とするコメントについては、同サービスで支援を行っていたユーザーに対し、支援の停止を気兼ねなくできるようにするためであるとのこと。一方で、(金銭的に必要ないのは確かではあるが)コミュニティを愛しているとし、何らかの価値が残っているならば消してしまうことを避けたかった旨を明らかにしました。

なお、このメッセージは「あなたの考えや、怒ったり、心配したり、混乱したりしているかもしれないことがあれば教えてください」として、ユーザーに対し以前のサポートをどれだけ大切に思っているか、「我々がどれだけあなた方全員を深く愛しているか、どうか知ってください」として締めくくられています。

また、この事態に対し、Epic Gamesも声明を発表。「Epicのトピック、当社の製品、および当社のストアを含むこれらのトピックについて、ゲームコミュニティ全体が自由かつ批判的に発言する権利を支持する」としてそれが最終的に最高のアイディアを生むだろうとしました。

一方、『Ooblets』に対して加熱した批判に偽のスクリーンショット、ビデオ、技術的分析を含むフェイク情報の意図的・組織的な作成や憎しみの醸成、反対者への脅迫が含まれるとして「健全な公衆の会話を悪化させ、弱める不穏な傾向を浮き彫りにした」と批判。

「我が社は多くのゲーム開発者や他のパートナーと協力して、将来的により健全で競争力のあるマルチストアの世界を構築しようとしている」としてパートナーへの支援を行う旨をコメント。「ゲームビジネスについての健全で誠実な議論を推進し、あらゆる虐待に立ち向かう皆さんに感謝します」としました。
《Arkblade@Game*Spark》

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