EAより2002年に発売された往年の名作FPS『バトルフィールド 1942』ですが、同作のトレイラーやスクリーンショット、説明文を流用しているインディーゲーム『Tank BATTLEGROUNDS』のSteamストアページが発見されました。Redditユーザーが発見したという本作は、2019年6月に発売を予定している新作ゲーム。Steamストアページに掲載されたゲーム紹介トレイラーを確認してみると、最初の「DICE」ロゴと最後のタイトルロゴが表示される場面が大雑把にカットされている一方、お馴染みのテーマ曲はそのまま使用されている雑っぷりが確認できます。スクリーンショットは加工などされず、そっくりそのまま『バトルフィールド1942』のもの。紹介文は誤って『バトルフィールド 1942』と記載してしまっている箇所すら見受けられます。ジャンル欄には「アクション」「アドベンチャー」「RPG」と登録されており、開発元・パブリッシャー欄には「自由合〇(にんべんに火)人」と記載。紹介トレイラーとスクリーンショット、説明文が盗用であるため、実際にどのようなゲーム内容なのかは不明。そもそも、購入したところで実際にゲームが遊べるかどうかの保証もありません。Steamは2018年6月、「違法なものとイタズラを除き、全てを許可する」とするSteam作品表現ルールを明らかにしていましたが、この『Tank BATTLEGROUNDS』は、明らかな著作権侵害。近いうちに対応がなされることが予想されるものの、公開/販売までのプロセスに関しては、審査をより一層厳しくする必要があるのかもしれません。
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