【インタビュー】女性が一歩踏み出しやすい恋愛マッチングアプリ「Torte」を運営する女性社長インタビュー | GameBusiness.jp

【インタビュー】女性が一歩踏み出しやすい恋愛マッチングアプリ「Torte」を運営する女性社長インタビュー

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【インタビュー】女性が一歩踏み出しやすい恋愛マッチングアプリ「Torte」を運営する女性社長インタビュー
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株式会社トルテは「手をとるきっかけをつくる」をビジョンに、2017年8月から”女性からはじまる”をコンセプトとした、女性の恋を応援する恋活・婚活マッチングアプリ「Torte」を運営しています。

今回は、「Torte」の代表取締役社長である飯島徹子さんに、本アプリが目指すものやマッチングサービス市場について伺いました。

──自己紹介をお願いします。

飯島氏:2014年度にサイバーエージェントに入社、2年間ほどゲーム事業に所属していました。その後、2016年11月1日に株式会社トルテを立ち上げました。

"マッチング戦国時代"を勝ち抜くには


──もともと起業をしたいというマインドはあったのでしょうか


飯島氏:遠い夢としては持っていました。そして、思っていたよりも一歩踏み出したら近かったという印象です。

──何がキッカケで、起業をすることになったのですか?

飯島氏:趣味でつながる恋活サービス『タップル誕生』を運営している株式会社マッチングエージェントの合田さんとの出会いですね。サイバーエージェント内で行われていた次世代リーダー育成制度「CA36」で、合田さんと同じタイミングで候補生になりました。これまでは1を100にすることに携わっていたのですが、合田さんと話すなかで0から1を作ることに興味が湧き、会社を起ち上げることになりました。

──事業内容を「マッチングサービス」にした理由は

飯島氏:恋愛にまつわるサービスをやりたいとは思っていました。

──横断組織「カップニングユニオン」が発足されたのも同時期でしたね。

飯島氏:2016年12月にCAグループで運営している全てのマッチングサービスを集結させた横断組織「カップリングユニオン」が発足し、丁度、同じようなタイミングで株式会社トルテも設立しました。「カップリングユニオン」ではグループ全体でカップリングサービスの成長を加速させ、マッチングサービス市場NO,1を目指すという考えのもと、サービス改善や広告運用、カスターサポートについてノウハウの共有を行っています。そこで蓄積されたノウハウの支えもあり、立ち上げの際は随分と助けられました。

──メイン事業の「Torte」のサービス内容を教えてください

飯島氏:「Torte」は、女性からはじまるをコンセプトにしており、女性が自ら恋愛の意思決定を行える点に重きを置いています。特徴的な機能としては、従来のマッチングサービスは、男性からのアクションをきっかけとして恋がはじまるサービスが主流となっている中、「Torte(トルテ)」では初めて交わすメッセージが、女性からはじまる仕組みになっています。

──「女性主体」を打ち出した理由は

飯島氏:サービスを起ち上げたいと考えていた時期に、ユーザー同士がマッチングしたあとの課題感、特に女性の体験には改善余地があると合田さんと話をしていました。具体的には、マッチングをする回数は多いけれど男性が連絡に悩んでしまったり、女性からアプローチしてよいのか迷ってしまうといったお見合い状態になることです。それならば、女性が自分からアプローチしやすくできるようなサービスを作りたいと思ってスタートしました。と同時に、女性がまだまだ利用するハードルが高いことから、女性のペースを大切にすることが安心に繋がると思いました。

──競合は多いと思いますが、意識はされていますか

飯島氏:「Torte」ほど女性のためというコンセプトに振り切ったサービスはないので、差別化できていると思います。

──他にも特徴的な要素は?

飯島氏:マッチングアプリを使ったことがない女性でも安心してご利用いただけるよう、マッチングをした男女間で「クチコミ機能」女性が男性から受けた印象を書けるという機能があります。これは他の女性にも開示されるので、男性に連絡を取る際の参考になっていると思います。

──「Torte」は、女性が無料のサービスですか?

飯島氏:はい。一部「いいねカード」と呼ばれる有料課金もありますが、基本的にたくさんもらえるので無料でご利用になれます。メッセージを送るのも女性は完全無料です。

──サービスを開発していくなかで大変だったことは

飯島氏:この1年はマッチングサービスの戦国時代でしたが、本サービスはチームが4年目以下の若手6名で作っていました。そのため、はじめての開発を試行錯誤しながら進めたので、チャレンジグな毎日でした。

──サービスを開始されたばかりですが、出だしはどうでしょうか

飯島氏:思っていた以上に、女性がアクティブに動いていただいて驚きました。コンセプトのハードルが少し高いかなと感じていたので、6~7割の方がアクティブに活動することを目標にしていましたが、すぐに達成し、人数が増えてもアクティブさは変わりませんね。ゆくゆくは、連絡を取り合うだけでなく、結婚できるようなベストパートナーを探していただきたいと考えているので、マッチングしたあと実際に出会うまでのサポートなどもして、より恋愛や結婚にアクティブなサービスに磨き上げたいですね。

──初速がよかった要因はどこでしょう

飯島氏:マッチングしたら24時間以内にメールを送るようにとなっているので、そうしたホットな状態で連絡を取り合えることが発展につながっているのかもしれません。このシステムによって女性は踏み出しやすく、男性も24時間以内に結果がわかるので待つ心構えもでき、結果的にどちらにもストレスがないこともいい結果につながった要因のひとつと考えています。

「恋愛」とは"自分磨き"


──どのような方に利用してほしいと考えていますか?

飯島氏:「いつか結婚したいけれど、明日入籍したいわけではない」と思っているような、結婚願望はあるけれど関係を育んでいきたいという方に使っていただきたいですね。弊社内での利用も多数見られ、もともとマッチングサービスを積極的に使っている私の後輩世代で特に女性からは、「自分からいけていいよね」と、ウケがいいです(笑)。「Torte」を言い訳にしていただいて、本当はアプローチにいきたかったけれどいままではいけなかったような女性に、ぜひ一歩踏み出してほしいですね。

──現在利用されているユーザーの年齢層や男女比はどういった形でしょうか

飯島氏:男女ともに20代が多く、登録されている方は意外にも男性のほうが多いです。また、「Torte」はアルバム機能によって、Instagramのような写真ベースでプロフィールを作成しています。これにより内面が伝わりやすく、ほかのサービス以上に男性が女性からリアクションをもらえているというデータも出ています。当初は女性の方が比率が多いと想定しておりましたが、男性にもご好評いただきとても嬉しいです。

──プロフィールの書き方のコツなどはありますか?

飯島氏:まず写真で、プロフィール写真以外にアルバム機能として6枚登録できます。できれば顔写真2枚、全身1枚、あとは本棚や趣味で使っているものなど、普段の生活が伝わるものはアピールできます。「今日はカップラーメンしか食べられなかった」といった正直な感想と写真を載せるとありのままの自分を見せることでマッチングしやすいし話のきっかけになりますね。

──マッチングアプリでは「この人は本当にいるのか?」と不安になることもあると思うのですが、そうした管理はどうされていますか

飯島氏: CAで運営しているマッチングサービスは、「アメブロ」の芸能人ブログにおけるコメント管理機能のノウハウを応用しており、不適切な内容の投稿をはじめ、サクラなど不正行為防止のため24時間365日体制で厳重なサービス監視を行っています。


──今後追加予定の機能を教えてください

飯島氏:どんな人か分かるような機能は追加したいと思っており、共通の友人からクチコミを書けるようにしたり、登録した写真がどういった写真なのかアルゴリズム判定をして、結果をもとにマッチングをしたりを中長期的には考えております。また、その人らしさがより伝わるために動画も入れていくことも検討しております。ただ、男性が登録するハードルは高いと考えているので、まだこうした機能の導入時期ではないと考えています。あくまでその男女がどのような人なのかという点を、リアルで会うのと変わらない状態に持っていけるようにブラッシュアップしていきたいですね。

──「Torte」の今後の目標は何ですか?

飯島氏:女性が一番安心して使えるマッチングサービスにしたいと思っています。数年以内にはストアランキング上位を目指して、まずは女性の活用しやすさに注力していきたいです。

──マッチング市場はどのようになっていくとお考えでしょうか

飯島氏:私が考えている以上のスピードで、どんどん一般的になるのではと感じています。今大学生の方がすでに友達探しや遊び友達でライトなものを使っていて、今度は使う目的が変わってくると思います。社会人になって恋愛や結婚のパートナーを探す手段としてマッチングアプリを利用される方が増えていくのではないかと考えており、成長の早い市場じゃないかと思っています。また、これまではFacebook連携が安心の基準でしたが、若い世代は使ってないケースが多く、実在する人物かどうかという安心のあり方も変わってくると考えています。個人的にそれが顔出しがメジャーになっているメディア、Instagramになるのではと見ています。

──飯島さんが考える「恋愛」とは?

飯島氏:自分磨きだと思います。お相手と育むことを通じて「どういう人間なんだろう」と深く知り、他人を通して自分自身が人として成長できると考えています。

──最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

飯島氏:マッチングアプリを使ったことがある方もない方も、新しい体験ができるようにこれからも改善していきます。パートナーを探したいという方であれば、ぜひ一度お手にとっていただけたらうれしいです。


──ありがとうございました。
《カミヤマ》

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