10代の「デート暴力」問題をテーマにしたゲームコンペの結果発表 | GameBusiness.jp

10代の「デート暴力」問題をテーマにしたゲームコンペの結果発表

アメリカのNPO(非営利組織)、Jennifer Ann's Groupが主催するゲーム制作コンペティション「Life. Love. Game Design Challenge」の結果が先頃発表されました。

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アメリカのNPO(非営利組織)、Jennifer Ann's Groupが主催するゲーム制作コンペティション「Life. Love. Game Design Challenge」の結果が先頃発表されました。
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アメリカのNPO(非営利組織)、Jennifer Ann's Groupが主催するゲーム制作コンペティション「Life. Love. Game Design Challenge」の結果が先頃発表されました。

今回で6年連続6回目となる「Life. Love. Game Design Challenge」は、現在深刻な社会問題となっている青少年カップルのデート暴力(dating violence)の認知を高める目的で行われ、2011年に大賞を受賞したブラウザゲーム「Finding Jane」はゲーマーの間でも好評を博し、この問題を広く世に知らしめる役割と共にインディーズゲームとしての出来栄えも高く評価されています。

そして今回の2013年度「Life. Love. Game Design Challenge」の栄冠に輝いたのは、ベルギーのJean Hehn氏が手がけた『Love in the Dumpster』。第2位にはタイのGuts Rodsavas氏とPiti Yindee氏による『Janie's Sketchbook』。続く第3位にアイルランドのPaul McGee氏、Sam Gross氏、Lyndsey Moulds氏、Ross McWilliam氏、Kayfaraday氏の共同制作による『YourSpace』となっています。また、今回特別に賞を与えられた2ヶ国語対応のゲーム、『What Kind of Monster is your Boyfriend?』(アルゼンチン、99Uno氏制作)も審査員の注目を集めて表彰されました。

「この問題に対して、多くの才能あるゲームクリエイターに参加して頂き、その素晴らしい創造力を共有できたことはとても光栄なことです」と、同賞のオーガナイザー、Drew Crecente氏は述べています。特に今回は世界4つの大陸を跨く9ヵ国からの応募があり、同賞が国際性を帯びてきたことを強調しています。

受賞作の一般公開はもうすぐネット上で行われるということで、いったいどんなゲームなのか今から楽しみに待ちたいと思います。もちろんこれらの受賞作を通じて、この社会問題を改めて認識することが求められているのは言うまでもありませんね。
《小寺信夫》

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