アメリカの歌手Dion DiMucci氏が、『Fallout 4』トレイラーに使われている自身の楽曲を巡って、Bethesdaの親会社「ZeniMax Media」を訴訟する構えであることが、海外メディアの報道から明らかになりました。ディオン、という名前で活動しているDion DiMucci氏は、『Fallout 4』の実写トレイラーにて、「The Wanderer」という楽曲が使用されていた米国のシンガー。同氏は、ZeniMax Mediaに対し、100万ドルの損害賠償を求めており、トレイラーでの楽曲使用を拒否しようとしているとのこと。ネット上に公開された訴状の内容によると、DiMucci氏はレコード会社Universal Musicと楽曲使用について基本的な契約を交わしているものの、実際に曲を商用利用する場合はアーティスト個人の許可も必要で、今回の『Fallout 4』トレイラーでは、そのような許諾が得られていなかったということです。またDiMucci氏側の訴えでは、「The Wanderer」という曲の意図するテーマと『Fallout 4』の世界観がかけ離れていた点も指摘されています。記事執筆時点では、ZeniMax側からの回答やリアクションがないため、今後の動きが見守られます。なお、Bethesda Softworksの公式YouTubeチャンネルで件の映像は見られなくなっていますが、PlayStation EUのYouTubeチャンネルでは未だ閲覧可能です。
米ZeniMaxによるOculus VR社訴訟問題、カーマック氏らを追加提訴―不法に技術データを取得 2016.8.24 Wed 2013年5月、米ZeniMax Mediaとid Softwareが、Oculus VR社と創…
わずか3か月…『サイコブレイク』『Ghostwire: Tokyo』開発スタジオの初スマホゲーム、半年持たずにサービス終了へ 2022.7.1 Fri 2022年3月31日にリリースされたばかりですが、わずか3か月でサ…
『Fallout 5』は『TES6』の後にリリース―トッド・ハワードが海外インタビューで明言 2022.6.15 Wed 『The Elder Scrolls VI』がプリプロダクションの段階であり、…
DV・不法監禁で訴訟のジャスティン・ロイランドが『HIGH ON LIFE』開発会社を退社―同スタジオは過去にハラスメントで訴訟も 2023.1.27 Fri 2020年にDVの疑いで起訴・逮捕された後、無罪を主張していまし…