FREE TO PLAYがついにアーケードへ!『ぷよぷよ!!クエスト アーケード』に見る、アーケードゲームの新たな可能性・・・中村彰憲「ゲームビジネス新潮流」第29回 | GameBusiness.jp

FREE TO PLAYがついにアーケードへ!『ぷよぷよ!!クエスト アーケード』に見る、アーケードゲームの新たな可能性・・・中村彰憲「ゲームビジネス新潮流」第29回

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セガは、9月4日から新作アーケードゲーム『ぷよぷよ!!クエスト アーケード』のロケテストを敢行しています。同作はアーケードゲームでありながら「基本無料」というFREE TO PLAYを本格的に導入した初めての作品。ゲーム内容も本格的なものでありながら、無料で楽しめる
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セガは、9月4日から新作アーケードゲーム『ぷよぷよ!!クエスト アーケード』のロケテストを敢行しています。同作はアーケードゲームでありながら「基本無料」というFREE TO PLAYを本格的に導入した初めての作品。ゲーム内容も本格的なものでありながら、無料で楽しめるということは一体どういうことなのでしょうか?というわけで、早速、同作のプロデューサーを務める渡邉正勝氏にお会いしてきました。

―――ロケテストがスタートしましたが、現在の状況はどのような感じでしょうか?

渡邉 正勝プロデューサー: 我々の想定を超えるたくさんの方々にプレイしていただいております。ロケテストにご協力いただいている皆様にお礼を申し上げるともに、11月に予定している本稼働を楽しみにお待ちいただければと思います。また、本稼働ではスマートフォン版との連動企画も準備をしておりますので、そちらもご期待いただければと思います。

―――スマートフォン版が大人気ですが影響はありましたか?

前回のロケテスト(2013年3月〜4月上旬まで実施)のときには、スマートフォン版はまだ稼働前だったんです。そのときのアンケートでは「このゲームをプレイした理由」で一番多かったのが「ぷよぷよ」だからでした。改めて「ぷよぷよ」の知名度の強さを再認識したのですが、現在、実施中のロケテストでは「スマートフォン版をプレイしているから」との理由が一番多かったです。「ぷよぷよ」の知名度にスマートフォン版の人気が加わり、普段ゲームセンターに来られない方が多数来店しており、大きな相乗効果があると思っております。ちなみに、タイトルなのですがスマートフォン版と話し合ったわけではなく偶然にも一致したんです。これは本当に驚きました(笑)

■100円を入れてプレイするというハードルをさげ、「誰でも気軽にプレイ」を実現

―――基本無料ということですが…

最初の100円を入れてプレイするというハードルを下げてみようと考えたのです。でも、下げるだけではハードルがなくならないので、なくしてみようと思ったんです。そこで、基本プレイ無料のFREE TO PLAYのゲームを提供しようという発想になりました。FREE TO PLAYということは、たくさんの人に遊んでもらえる可能性がある。ということは、だれでも遊べてルールがわかりやすいパズルゲームが良いということとなり、では、誰もが知っているパズルゲームといえば・・・セガには「ぷよぷよ」があるということとなり、「ぷよぷよ」ベースで企画を進めていきました。もちろん、パズルだけの要素だけでなく、RPG、カードという要素を盛り込み、さらにアーケードゲームにあったルールも盛り込み、現在の形となりました。繰り返しになりますが、今回のロケテスト版では平日でも新規のプレイヤーの方々が来店していただいており、基本プレイ無料という効果は高いですね。ゲームセンターへ足を運ぶきっかけの1つとして基本無料を導入したのはよかったと改めて思っています。

■筐体ごとデザインできるとういのがアーケードゲーム開発の醍醐味

―――課金要素はどのようなものがありますか?

まず、画面右上に表示されている「げんき」がある限りはプレイができるようになっています。「げんき」は3分に1ずつ回復するのですが、すぐに回復して、もっとあそびたいということであれば、クレジットを入れて「げんき」を一気に回復することができます。また、カードキャラクター召喚をするときにもクレジットを使うことができます。ただ、カードキャラクター召喚に関しては、クレジットを使わなくても、ゲーム中で手に入る、ゆうじょうスター、スペシャルスターを使えば行うことができます。

どちらも課金をしなくても利用する方法がありますので、課金をしないとゲームが楽しめないということはありません。

―――本作のゲームデザイン上で意識したことはなんでしょうか?

「ぷよぷよ」としての基本である「4つ揃えて消す」という要素はそのままに、だれでもプレイできるようにしました。基本無料ということもあり「ちょっとやってみよう」と思ったユーザーが簡単にプレイ、そして連鎖の気持ち良さが味わえるようにしました。また、他の店舗のユーザーとマッチングして協力しながらプレイをしている「連携感」にもこだわりました。「この人のおかげで、難しいミッションをクリア出来た」と実感出来るようにデザインを何度も見直しました。おかげさまでロケテストでの評判が良いですね。開発現場には苦労させてしまいましたが、プレイヤーのみなさんに喜んでもらうという気持ちで突き詰めたかいがあったかと思います。

また、21.5インチのタッチパネルモニターを採用していますので、大きなモニターで快適に遊べるのに加え、一目でルールが分かる演出などを意識してます。隣で見ている友達など実際にプレイしてない人にも何をしているのかわかるようにしました。

ゲームだけでなく外観である筐体も含めてひと目でどんなゲームかわかるというのにも気をつけました。アーケードの開発は筐体もデザインできるというのがいいところであり、醍醐味であると思っています。

―――最後に読者のみなさんに一言

ゲームセンターには、ゲームだけでなくいろいろな遊びがあります。『ぷよぷよ!!クエスト アーケード』をきっかけに是非ゲームセンターに足を運んでもらえればと思います。また、11月の本稼働時には、今回のロケテストの結果を受けて、より内容を充実させたものを皆様にお届けできるかと思います。

―――ありがとうございました!

というわけで常にチャレンジを続けたいという思いから生まれた『ぷよぷよ!!クエスト アーケード』。その手軽さや、軽快な雰囲気はデートシーンなどにもピッタリの感じですね!ロケテストは9月下旬までおこなわれています。詳しくは公式サイト http://puyoquest-am.sega.jp/ にて。
《中村彰憲》

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