デジタルハーツ、AGMとローカライズサービスについて業務提携 | GameBusiness.jp

デジタルハーツ、AGMとローカライズサービスについて業務提携

デジタルハーツ<3620>は、11月12日より、アクティブゲーミングメディア(以下、AGM)との間で、ゲームソフトのローカライズサービスについて業務提携を行う、と発表しました。

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デジタルハーツ<3620>は、11月12日より、アクティブゲーミングメディア(以下、AGM)との間で、ゲームソフトのローカライズサービスについて業務提携を行う、と発表しました。

■業務提携の背景

デジタルハーツによれば、近年、ゲーム業界のグローバル化が進み、複数の国や言語圏で発売されることを前提にしたゲームソフト開発が増えてきました。

ローカライズされるタイトルは、従来は5言語でしたが、近年、20言語以上に対応するタイトルが出てきており、国内外のユーザーが違和感なく楽しめるようゲームの世界観を忠実に再現する特殊な翻訳スキルが要求されるようになっているとのこと。

そうしたなか、ゲーム開発会社は、ローカライズ、デバッグ、言語チェックといった各工程を異なる専門会社に発注するケースが多かったそうです。

そこで、デジタルハーツでは、そうした関連性の強い一連の業務を一括して受託するサービスを提供するため、ローカライズ業務に強いAGMと業務提携をすることにした、としています。

AGMは、2007年設立以来、国内外で300本以上のゲームタイトルを23言語にローカライズした実績を持ち、欧州市場を中心に200社を超える企業と取引しているそうです。

一方、デジタルハーツも、ユーザー視点からデバッグを検出する専門企業として、約51万件のバグ蓄積データに基づくユーザーデバッグノウハウと600社を超える取引先といった優位性を持っています。
 
■業務提携の内容

具体的な業務提携は、以下のとおりです。
(1) ユーザーデバッグデービスとローカライズサービスの相互提供
(2) 営業活動の相互協力

※AGMはGameBusiness.jpでも「ゲームウォーズ 海外VS日本」というタイトルで、ローカライズや日米での考え方の違いについて好評連載中です。
《木村英彦》

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