米AMDは、2006年に買収後も使用してきたATIブランドをAMDブランドに統合すると発表しました。これによりビデオカード「RADEON」シリーズで知られたATIは25年の歴史に幕を閉じることになります。現在ATIブランドは「RADEON」「FIREPRO」のロゴでも使用されていますが、それぞれ変更されるとのこと。ATI Technologiesは1985年にカナダで創業。1990年代後半よりビデオチップメーカーとしてNVIDIAと並んで大きなシェアを占めました。しかしその後はチップセット市場で苦戦。2006年7月にAMDが総額54億ドルで買収しました。ATIは2002年にArtXを買収。同社はシリコングラフィックス社でNINTENDO 64向けのグラフィックチップを設計したチームによって構成され、その後、ゲームキューブ向けのグラフィックチップ「Flipper」、Wii向けの「Hollywood」もATIが引き続き開発を担当しています。ブランドマーケティング担当 コーポレートバイスプレジデントのジョン・ヴォルクマン氏は「ATI というブランドには別れを告げますが、その精神はAMD RadeonやAMD FireProグラフィックス製品、VISION テクノロジー プラットフォーム、さらには近く発表予定のすべてのAMD Fusion APU の中に生き続けます」と声明を発表しています。
NVIDIA創業者がスイッチ2搭載カスタムプロセッサーを語るクリエイターズボイス公開―「岩田さんが夢を語ってくれた日のことを、私は今でも覚えています」 2025.6.4 Wed 初代スイッチでもプロセッサーを提供したNVIDIA、そのCEOが語る…
モバオクは 「推し×コミュニティ×リユース」で100億円規模の事業目指す。富士ソフトのグループ化で何が変わるのか?【レポート】 2025.6.12 Thu 単なるCtoCに止まらない事業展開が構想されています。