ソニーが発表した平成22年3月期連結業績(米国会計基準)によれば、売上高7兆2140億円(△6.7%)、営業利益318億円、税引前利益269億円、純損失408億円となり、営業利益を確保しました。事業部門別ではコンシューマプロダクツ&デバイスおよび金融で大幅に損益が改善しました。ソニーはトランスフォーメーションとして、費用の削減(3300億円以上)、調達コストの削減(20%)、製造事業所の統廃合(57→43拠点)を進めており、これらが順調に進展しました。ゲーム事業や「VAIO」「ウォークマン」などが含まれるネットワークプロダクツ&サービス事業では、売上高が10.2%と大幅減少、一方で営業利益は昨年度から44億円改善し、営業損失831億円となりました。PS3ソフトの売上が増えたものの、為替の悪化や、PSPのハード、PS2のソフトの販売が減少しました。PS3ハードのコストは改善したようです。全体としてゲーム事業の損益は悪化したとのこと。今期は売上高7兆6000億円、営業利益1600億円、税引前利益1400億円、純利益500億円を見込みます。ゲーム事業ではPS3ハードが1500万台(前年度1300万台)、PSPハードが800万台(990万台)、PS2ハードが600万台(730万台)、ゲームソフトが前年度並み(1億9570万本)を見込んでいます。
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