「ダウンロード販売はVHSビデオやケーブルTVのようなもの」 ― 海外業界人が意欲を見せる | GameBusiness.jp

「ダウンロード販売はVHSビデオやケーブルTVのようなもの」 ― 海外業界人が意欲を見せる

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「ダウンロード販売はゲームショップに害を与えない」と業界人は語ります。

ゲームソフトをネットから手に入れるのがダウンロード販売。手軽にゲームを買えメーカーの在庫問題が解決する一方、お店を通さないため既存の流通に悪影響を与える可能性が議論されてきました。

テイク・ツー・インタラクティブのCEOであるBen Feder氏は、「自分たちのブランドに更なる存在感を与え、消費者には驚くべき価値を提供できる」とメリットを指摘。

ダウンロード販売と既存流通とは対立するのではなく、逆に業界を拡大するものであるとする見解を以下のような言葉で語っています。

「全体的に見れば、ダウンロード販売は小売店の売り上げを短期的に食ってしまうものではありません。音楽業界で起きたことをもう一度繰り返すものではなく、ゲーム業界が持つ最高のコンテンツ保護の一つであり、我々のIPの価値を維持するものです」

「エンターテイメント業界の歴史を見ると、新しいプラットフォームの成長は既存のものを食うことではなくマーケットを広げることです。VHSビデオは劇場の収益を食い尽くすと恐れられていたにもかかわらず、映画スタジオの数を倍にしました。ケーブルTVや有料放送に関しても似たようなものです。私はダウンロード販売がゲーム業界を拡大するのではないかと思っています」

同社は『グランド・セフト・オート』(GTA)シリーズにおいてDLC(ダウンロードコンテンツ)の形でダウンロード販売に注力しているのはこうした哲学を実践した結果ということでしょうか。

『GTAIV』のDLCである『ザ・ロスト・アンド・ダムド』や『バラッド・オブ・ゲイ・トニー』は後に独立したゲームとして店舗販売もされており、これなどは既存流通とダウンロード販売の融合を目指した結果といえそうです。
《水口真》

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