コーエーテクモホールディングスが発表した平成22年3月期の第3四半期業績は、売上高219億0100万円、営業損失18億4200万円、経常損失8億0900万円、純損失9億5900万円となりました。ゲームソフト事業では『戦国無双3』(Wii)、『アンデッドナイツ』(PSP)、『AGAIN〜FBI超心理捜査官〜』(DS)といったタイトルを発売し好調でした。また海外でも欧州史上でプレゼンス拡大に取り組んだことでリピート販売が好調に推移。さらに米国でも販売組織をコーエーとテクモで一本化しました。しかしながら主力タイトルが期末に予定されていることから、開発費が先行し、売上高137億5500万円、営業損失18億7900万円となりました。オンライン・モバイル事業でも大型アップデートや海外向けサービスインを控えていることから開発費の負担が大きく赤字に。イベントなどを行うメディア・ライツ事業、パチスロ向けのSP事業は堅調。アミューズメント事業も厳しい市況の中、業務効率の向上やコスト削減に務め、営業利益を確保しています。コーエーテクモでは今期中に発売予定にしていた一部大型タイトルを品質向上の目的から来期に延期するとして、通期の業績予想を下方修正しています。売上高345億円、営業利益2億円、経常利益26億円、純利益10億円となります。
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