カプコンは6月5日、5月13日に実施された2026年3月期の決算説明会での「質疑応答概要」を公開し、生成AIの活用方法について改めて言及しました。
一貫して補助的な位置づけであることを強調
カプコンは今回の決算説明会および中長期戦略資料のなかで、過去の説明と同様に生成AIを開発プロセスにおける業務効率化や生産性向上を目的として活用する方針を示しています。
活用例としては情報収集や参考素材の生成、ユーザー分析、対話型マニュアル、エラーチェック、議事録の作成などを挙げ、これら定型的な業務に充てる時間を削減し、クリエイターの本質的な価値創造に向けた時間を増やすための補助ツールとして位置付けています。
また、新たに公開された質疑応答概要では、生成AIをクリエイティブな分野ではなく定型業務の効率化に用いる理由について問われ、「ゲームに求められるのはユーザーの期待を超える体験であり、その中核となる創造性は人の手で担うべき」との考えを示しました。
さらに、生成AIによる業務効率化には一定の手ごたえを感じているとし、現在は開発プロセスの各工程に取り入れながら一部で実用化を進めているとしています。一方で、ゲーム開発の工程が多岐にわたることから、開発効率向上の成果を定量的に示すには時間を要するとの見解も示しました。









