近年『Dead Space』『Mirror’s Edge』『Spore』『Zubo』『Brutal Legend』『Henry Hatsworth』など新規IPに積極的に取り組んできたエレクトロニック・アーツですが、業績悪化や低迷する市場状況を鑑みて、既存のIPを重視する方針に転換するようです。Developによれば、同社CEOのJohn Riccitiello氏は「EA GAMESとEA SPORTSブランドの中で中核と言えるのは200万本を超えるようなタイトル。それに満たない作品の今後は考えていく必要がある」と述べたということです。Developはこれに関して、EAのナイフから"安全圏"と言えるようなフランチャイズは『バトルフィールド』『FIFA』『マッデン』『シムズ』『ニード・フォー・スピード』『Command & Conquer』『Mass Effect』『ハリーポッター』『マーセナリーズ』くらいではないか?としています。また、業績改善策として今期末までに1500名のスタッフを世界的に削減するとしていましたが、内訳は約900名がゲーム開発スタッフ、500名がパブリッシング業務のスタッフ、100名がコーポレート関係のスタッフになるようです。