
個人開発者のponAppは2026年10月10日、Godot Engine 4上でRPGを制作できるアドオン「RPGウィザードG」を正式リリースしました。
キャラクターやマップ、イベント、ターン制コマンドバトルなどをGUI上で構築でき、プログラミングなしでRPG制作を進められるほか、2DマップだけでなくWizardry風の一人称3Dダンジョンにも対応しています。
プログラミング不要、2D RPGからWiz風3Dダンジョンまで制作可能

「RPGウィザードG」をGodotに導入すると、エディタ内に全22タブの専用画面が追加されます。キャラクターや敵、マップ、アイテム、スキルなどの各種データを設定できるほか、74種類の「イベント内容」を組み合わせてシナリオや演出を構築できます。
見下ろし型の2Dフィールドに加え、Wiz風の一人称3Dダンジョンモードにも対応。踏破済みエリアを表示するミニマップ、オートセーブ対応のセーブ・ロード、UIパーツの差し替え、キーボードやゲームパッドの入力設定なども利用できます。
計算式や独自パラメータでゲームシステムを調整
ゲームバランスに関わる各種ルールは、独自の「計算式」記法を使って設定できます。ダメージ量や命中判定、行動順、レベルアップ時のステータス成長、敵AIの行動確率などを作品ごとに調整可能です。

また、一般的なHPやMPといったステータスに加え、「集中力」「カルマ」「寿命」といったゲーム独自のパラメータも存在しています。装備やパッシブスキルを制御する仕組み、バフ・デバフを含む状態異常の発生タイミング制御にも対応しており、開発者のプランに合わせた独自性の高いゲームシステムを構築できます。
「RPGウィザードG」の書き出しはGodot Engineの機能に準拠しており、Windows/macOS/Linuxのほか、Android/iOS/Webにも対応しています。価格はBOOTHで2,980円(税込)、itch.ioでは29.99ドルで販売されています。
なお、Godot Engineは9月29日に公開された「4.8 dev 7」でフィーチャーフリーズに移行し、ベータ版に向けた安定化が進められています。
一方、「RPGウィザードG」は現時点でGodot Engine 4.7.1専用となっており、現行安定版の4.7.2や開発版の4.8系はサポート対象外です。導入時にはGodot Engineのバージョンに注意が必要です。







