Xsolla「東京ゲームショウ2026」に出展。会場限定のデモで"実際に触れる" | GameBusiness.jp

Xsolla「東京ゲームショウ2026」に出展。会場限定のデモで"実際に触れる"

「日本のモバイルゲームが成功するためのすべてがここに」を掲げ、商談スペースとタッチ&トライのデモゾーンを設置。ビジネスマッチング「MeetToMatch」の冠スポンサーも務める

市場 デジタル流通
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Xsolla「東京ゲームショウ2026」に出展。会場限定のデモで
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ゲーム向けコマース基盤を手がけるXsolla(エクソラ)は、2026年9月17日(木)から21日(月・祝)まで幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2026」(TGS2026)に出展します。17日~18日に10-W01(ホール10 ビジネスソリューションエリア)で展開されるブース内には会場限定のデモゾーンが設けられ、モバイル向けの「Web Shop」やPCゲーム向けの「Publishing Suite」、新製品の「AI Toolkit」といった同社プロダクトを来場者が実際に操作して試せるのが特徴です。

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「触って試せる」商談ブース―Web Shopの購入フローをその場で体験

同社のブースは「日本のモバイルゲームが成功するためのすべてがここに」「ゲームのマネタイズに必要なすべてがここに」をスローガンに掲げ、黒を基調とした外装にブランドカラーのシアンで四つ葉型のロゴを大きく配したデザインに。グローバルで展開するブランドメッセージ「All The Things」も各所にあしらわれています。

ブース内には商談用のテーブル席と個室のミーティングルーム2室を備えるほか、LEDスクリーンによる製品紹介とデモゾーンを設置。ここでは同社が公開しているデモ環境をベースに、プレイヤー視点でWeb Shopのストアフロントから決済完了までを一通り操作できます。資料を眺めるだけでなく、自社タイトルに導入した場合のユーザー体験をその場で確かめられる点は、導入検討中の開発者・パブリッシャーにとって大きな価値でしょう。

TGSで紹介される主要プロダクト

ブースでは4種類のリーフレットが配布され、アプリ外決済やD2C基盤など同社の主力サービスが紹介される予定です。以降では主要なプロダクトについて改めてまとめていきます。

Web Shop―アプリストアを介さない"第3の販売チャネル"

モバイルゲームのゲーム内アイテムをブラウザ上のストアから直接販売する、同社の主力ソリューションです。数分でストアを立ち上げられるテンプレートから、ゲームのUIに合わせたフルカスタムのストアフロントまで対応し、1,000以上の決済手段に対応するグローバル決済、オファーウォールやチャットボットによる非課金ユーザーの収益化、ソーシャルクエストや紹介機能、事前統合されたMMPによる分析などを一体で提供します。

決済・税務・コンプライアンス・不正防止をXsollaが代行するマーチャント・オブ・レコード(MoR)モデルで、導入実績は700タイトル以上。同社は実際のローンチ実績として「LTV15%以上の増加」「訪問から購入までのコンバージョン率60%」「初回購入後のWeb Shop継続利用率80%」という数値を掲げています。

国内でも成果が公表され始めています。KLabは同社のWeb Shop経由の売上がApple、Googleに次ぐ第3の販売チャネルに成長したことを明かしており(関連記事参照)、8月のCEDEC2026のセッションでは、韓国大手が4か月で収益を5倍に伸ばした事例や、日米欧で異なるアプリ外決済規制への法務・税務面の対応が解説されました。

Publishing Suite―PCゲームをコミュニティに直販するD2C基盤

PCゲーム開発者向けに、既存の配信プラットフォームを補完する自社直販チャネルを構築するためのパッケージです。フルカスタム可能なオンラインストア/ゲーム内ストアの立ち上げ(ゲーム本体、バーチャルアイテム、サブスクリプション、予約販売、プロモーション)、内蔵CDNを使った「Launcher」によるゲーム・デモ・ベータ版の配信、Community HubやLiveOpsツールによるロイヤリティポイント・UGC・限定オファーといったファンエンゲージメント機能を備えます。

Web Shopと同様、グローバル決済・不正防止・MoRが含まれ、プラットフォーム手数料を抑えて利益率を高めつつ、プレイヤーデータを自社で管理できる点を訴求しています。

AI Toolkit―Claude CodeやCodexでXsolla統合を自動化する新製品

今回のTGSで紹介される新プロダクトが「Xsolla AI Toolkit」です。Claude Code、Codex、Gemini CLIなど開発者がすでに使っているAIコーディングアシスタント上で、ログイン・カタログ・決済といったXsollaの統合を"スキル"として読み込ませ、ヘッドレスチェックアウトやゲームコマース機能の実装を最初のプロンプトから進められるというもの。併せて提供される「Xsolla CLI」は、パブリッシャーアカウントの作成、API認証情報の生成、Webhookの設定といった開発開始時のセットアップをコマンドラインから自動化します。

同社はAI Toolkitの特徴として、個々のAPIレスポンスにとどまらないエンドツーエンドの検証でローンチ前にストアフロントの動作を確認できること、GitHubの公開リポジトリで提供される無料のスキルライブラリであること、各ステップをレビューしてから本番反映できること、API開発チーム自身が常に最新のAPIに追随させることの4点を挙げています。8月のgamescomにあわせた大型アップデートでもAI Toolkitを発表しており、TGSは国内開発者向けの初のお披露目の場となります。

昨年のTGS2025でも「モバイルゲーム向けウェブショップ提供数No.1」を掲げて出展し、APAC責任者のイ・ジュヨン氏は本誌のインタビューで、日本のパートナーのWeb Shop売上が「期待を大きく上回るペースで成長している」と語っていました。日本法人は2025年9月に元円谷プロダクション執行役員の國分英孝氏をHead of Japanに迎え、国内体制の強化を進めています。Googleが2026年3月に発表したPlayストアの新手数料体系「Level Up」に対しても、Chris Hewish社長名義で「直販チャネルを併せ持ち選択肢を維持すべき」との論考を発表するなど、ストア外決済を軸にした主張を一貫して続けており、TGS2026のブースはこうした事例と主張を国内の開発者・パブリッシャーに直接提示する場になりそうです。

TGS2026は30回目の節目にあたり、史上初の5日間開催となります。7月8日時点の出展社数は51の国と地域から759社(3,946小間)と、前年を上回る規模。ビジネスデイは9月17日(木)・18日(金)の2日間で、海外プラットフォーマーやミドルウェア各社が国内開発者との接点づくりを競う場としても注目されます。

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《GameBusiness.jp》

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