NVIDIA倒産危機をセガが救って30年の突発イベント予告―革ジャンが秋葉原GiGO降臨、ファン招待で5090プレゼント―鈴木裕や入交元社長も参加 | GameBusiness.jp

NVIDIA倒産危機をセガが救って30年の突発イベント予告―革ジャンが秋葉原GiGO降臨、ファン招待で5090プレゼント―鈴木裕や入交元社長も参加

NVIDIAが30年にわたるセガとの縁をゲーマーと祝うイベントの突発開催を予告しました。

その他 イベント
NVIDIA倒産危機をセガが救って30年の突発イベント予告 革ジャンが秋葉原GiGO降臨、ファン招待で5090プレゼント 鈴木裕や入交元社長も参加
  • NVIDIA倒産危機をセガが救って30年の突発イベント予告 革ジャンが秋葉原GiGO降臨、ファン招待で5090プレゼント 鈴木裕や入交元社長も参加
  • NVIDIA倒産危機をセガが救って30年の突発イベント予告 革ジャンが秋葉原GiGO降臨、ファン招待で5090プレゼント 鈴木裕や入交元社長も参加
  • NVIDIA倒産危機をセガが救って30年の突発イベント予告 革ジャンが秋葉原GiGO降臨、ファン招待で5090プレゼント 鈴木裕や入交元社長も参加

NVIDIAが30年にわたるセガとの縁をゲーマーと祝うイベントの突発開催を予告しました。

7月15日のイベント当日には、創業CEOであるジェンスン・フアン氏が秋葉原のゲームセンター GiGO に登場。『バーチャファイター』のゲームデザイナー鈴木裕氏、かつて倒産寸前だったNVIDIAの救済を決断したセガ元社長の入交昭一郎氏も参加します。

イベントにはソーシャルメディアで募集する一般のゲームファンも招待。抽選でGeForce RTX 5090 FEをプレゼントします。

「30年にわたるNVIDIAとセガの歴史」といっても、セガが歴代の家庭用ゲーム機でNVIDIA製のGPUを採用したことはありません。アーケード基板では初代Xboxベースの「Chihiro」やPCベース基板でGeForceを長く採用したものの、時期としては2000年代からで30年は経っていません。

それでは何が「30年の歴史」なのかといえば、創業まもないNVIDIAがドリームキャストのグラフィックスプロセッサ開発を請け負ったものの技術的に失敗して断念、そのままでは倒産の危機に追い詰められたとき、当時のセガの入交副社長の判断で出資を得て延命した故事があることから。

この資金で生き延びたNVIDIAは、アーキテクチャを切り替えて開発したPC向けのRIVA 128プロセッサが驚異的な3D性能で評判を呼び、ゲーミングGPUの代名詞GeForceへ、そしてGPUの高速並列演算を汎用コンピューティングに拡大し現在のAIチップまで系譜が続くことになります。

■ 「失敗しましたが出資してください」で交渉したジェンスン・フアン、応じた入交昭一郎

いまや時価総額で世界一の企業であるNVIDIAですが、1993年の創業から数年は創業目的だった新規チップのビジネスで苦戦し、経営は厳しい状態が続いていました。

最初にPC向けとして開発したNV1チップは、当時「赤いオビ」がトレードマークだったベンダーのダイヤモンドマルチメディアからEDGE 3Dとして発売したものの、アーキテクチャが独自でマイクロソフト主導のDirectXと互換性がなく、業界の流れに乗れなかった傍流止まり。

ジェンスン・フアンは理想のプロセッサ開発を目指して創業したものの、まだ存在しない夢のチップで解決すべき喫緊のタスクが世の中にないジレンマに悩んだことから、技術的に要求仕様が高く、かつ大量の売上が見込める家庭用ゲーム機に採用されることが必要だと判断し、ゲーム業界に売り込みを試みていました。

当時のセガは、プレイステーションと競争したセガサターンの発売直後。しかし早い時期でサターンの将来性に見切りをつけたセガは、いつものように次世代機での仕切り直しを狙い、曲折あって当時のNVIDIAと契約、次世代ゲーム機向けグラフィックチップの開発で協力します。

しかしNV1の延長にあるアーキテクチャで開発していたために時代の流れにあわず、パフォーマンス的にもセガの要求を満たせず、NVIDIAは開発を断念。

この時点でNVIDIAのキャッシュはほぼ枯渇しており、セガとの契約も果たせず倒産の危機に瀕したところ、ジェンスン・フアンの交渉と当時の入交昭一郎の判断で、NVIDIA株取得の形で資金を提供。これで延命した NVIDIAはリストラなど綱渡りの経営でPC向けに新アーキテクチャのRIVAシリーズを開発販売することができ、ゲーミングPC向けGPUの代名詞のひとつとなるGeForceにつながることになります。

この時期に、セガから3D技術に精通したゲームデザイナー・プログラマーとして、現場の要求や機能のリクエストを伝えたのが、『アウトラン』『バーチャファイター』『シェンムー』等で知られる鈴木裕です。

(このあたりの経緯は、実際のドリームキャスト開発で陣頭に立ったセガハードの父こと佐藤秀樹氏が、著書で自身の立場からの回想を証言しています。)



■ イベントは7月15日開催、「セガ、NVIDIAの思い出」シェアでファンを招待

といった経緯から、「NVIDIAとセガとの30年」をゲーマーとともに祝うのが今回のイベントの趣旨。事前予告こそしたものの直前で、NVIDIAはゲリライベントと称しています。

内容は、ジェンスン・フアンが来日登場して最新のRTX Spark を披露するほか、セガからはバーチャファイターの新作も紹介。セガ 代表取締役会長 CEO 里見治紀氏、代表取締役 社長執行役員 COO内海 州史氏、前 セガ 社長 入交昭一郎氏、『バーチャファイター』の父である鈴木裕氏も参加します。

イベントへの招待キャンペーンは、「NVIDIA とセガの思い出」を写真や動画、エピソードなどをそえて 7 月 12 日までにXで投稿することで応募。当選者は7月13日までにDMで通知します。

NVIDIA倒産危機をセガが救って30年の突発イベント予告 革ジャンが秋葉原GiGO降臨、ファン招待で5090プレゼント 鈴木裕や入交元社長も参加

《Ittousai》

この記事の感想は?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら