
イギリスの独立系労働者組合IWGBは、Rockstar Gamesの従業員たちが同組合への自主的な承認申請を行ったことを公式サイトにて報告しました。今回の申請に対してRockstar Games側が、従業員の承認に関する労働者組合との会合を了承したことも海外の複数メディアで伝えられています。
2025年の従業員大量解雇が発端
Rockstar Gamesは、2025年10月に30人超の従業員を解雇しています。IWGBはこの解雇について、対象の従業員が全員IWGBのDiscordに所属していたことを明かし、いわゆる“組合つぶし”なのではないかと指摘。Rockstar Games側は、この解雇について不正に情報を漏洩しようとしたためと主張していますが、IWGBは2025年11月に不当な解雇があったとして同社を提訴しています。
2026年5月末にはRockstar Gamesの従業員がIWGBと労働組合「Rockstar IWGB Game Workers Union」を結成したことを報告。IWGBが現地時間2026年6月30日に出したプレスリリースによれば、組合がRockstar Games側に出す条件として「賃金の透明性の向上」「柔軟な勤務形態の強化」「クランチ(過酷な残業)への対応」であるとしています。
IWGBはこの申請が認められれば、2025年10月に職場での労働組合結成を実現したZA/UMに続いて、イギリスのゲームスタジオとしては2番目のケースになることをリリース内で説明しています。また、今回の申請が“組合つぶし”に関する訴訟中に起きた出来事であることも強調しています。
Rockstar Games側は会合を了承
Rockstar Gamesの広報担当者が海外メディアIGNに発表した声明では、同社は世界でも最高水準の職場環境やキャリアアップの機会を設け、最高のゲーム制作を目指していると説明。あらゆるチームに対して手厚い福利厚生やサポートを行っていることで、従業員の定着率が業界平均を大きく上回っているとコメントしています。
その上で、ある労働組合から自主的な承認についての協議要請があったことを明かし、会社側が“全関係者とのオープンで建設的な対話を重視”していることで、今回の要請に対して会合の日程調整を行っていることを報告しています。










