ドリコムは2026年4月23日、2026年3月期の通期連結業績予想を修正したと発表しました。売上高は175億円で据え置いた一方、営業利益は5億円から4億円(前回比20%減)、経常利益は4億円から3億円(同25%減)へそれぞれ下方修正しました。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は13億円の赤字予想から2億円の黒字へと大幅に上方修正しています。
子会社株式売却で25.7億円の特別利益
同社は同日付で公表した連結子会社の株式譲渡により、特別利益として関係会社株式売却益25億7,000万円を計上する見込みです。
PC・コンソールゲーム開発中タイトルで4.88億円の減損
一方、売り切り型のPC・コンソールゲームタイトルについて、これまでの事業実績を踏まえて収益性の見通しを保守的に見直した結果、ソフトウエア仮勘定に計上している開発中タイトルの資産を減損処理し、特別損失として減損損失4億8,800万円を計上する見込みです。
なお、同社はIP創出を目的としたPC・コンソールゲーム事業は今後も継続するものの、収益性を厳密に見積もり会計処理を進めていく方針としています。
営業減益の背景は運用ゲームへの積極投資
営業利益・経常利益が前回予想を下回る要因について、同社は主力の運用中ゲームタイトルにおいて中長期的な成長を見据え、対応言語の追加やコンテンツ拡充などを積極的に行った結果、運用費用が増加したことを挙げています。
参考として、前期(2025年3月期)の実績は売上高126億5,500万円、営業利益1億1,200万円、当期純損失10億3,500万円でした。






