Facebookは「週7割が利用」する情報インフラへ―実名性が生む信頼が購買行動を動かす | GameBusiness.jp

Facebookは「週7割が利用」する情報インフラへ―実名性が生む信頼が購買行動を動かす

利用時間の約72%が30分未満の短時間消費型で、隙間時間に情報を効率的に取得するスタイルが定着している。

市場 調査
Facebookは「週7割が利用」する情報インフラへ——実名性が生む信頼が購買行動を動かす
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SNSの多様化が加速する2026年においても、Facebookは日本人の情報行動に深く根を張り続けています。hotice株式会社が全国530名を対象に実施した「Facebook利用実態調査」では、そうした実態が数字として鮮明に浮かび上がりました。

週1以上が約7割、毎日利用も2割近く

調査によれば、週に1回以上Facebookにアクセスするユーザーは全体の約69%に達しました。「ほぼ毎日」利用すると回答した層は18.87%を占め、日常的な情報接点として機能している実態が確認されました。一方で「利用していない」と答えた層も33.02%存在しており、日常的に使い倒す層と全く触れない層との二極化が進んでいることも本調査の特徴です。

年代別に見ると、20代(23.76%)と40代(24.51%)で毎日利用する割合が2割を超えました。若年層のトレンド探索と中堅層の社会的な繋がりが同一プラットフォーム上で共存している構図は、他のSNSにはない独自性といえます。70歳以上のシニア層では未利用者が約47%と目立ちますが、一度利用を開始したユーザーは高い頻度を維持しており、世代を超えた信頼の場としての地位を確立しつつあります。

性別では、男性の「ほぼ毎日」利用が20.63%に対し、女性は16.28%です。女性の「利用していない」回答は41.40%と男性を上回り、他メディアとの使い分けが明確になされています。男性が社会的な情報の網羅を目的とするのに対し、女性は信頼できる限られた繋がりを重視するという、活用スタイルの本質的な違いが数字に表れています。

利用時間の72%が30分未満——「高効率消費」が主流

利用頻度の高さとは対照的に、1日あたりの滞在時間は短くなっています。「10分未満」が43.38%で最多、「10分以上~30分未満」が28.45%と続き、30分未満の層が全体の約72%を占めました。動画メディアのような深い没入を求めるのではなく、生活の隙間に違和感なく入り込み、必要な情報を素早く取得する「高効率消費」のスタイルが定着しています。

世代間の差も顕著です。20代では30分以上の滞在が全世代平均を上回り、特定のトピックを掘り下げたりコミュニティ内での交流に時間を割く傾向があります。一方、40代以降では滞在時間のコンパクト化がさらに進み、必要な情報を得たら即座に離脱する効率重視の姿勢が強まっています。年齢を重ねるにつれ、Facebookは「滞在して楽しむ場所」から「世の中の要点を素早く掴むフィルター」へと役割を変えていく可能性が高いといえます。

昼休みと移動中にアクセスが集中

利用タイミングでは、「昼休み・日中の休憩時間」が30.42%で最多、「通勤・通学などの移動中」が26.20%と続きました。オンとオフを切り替える行動の節目にアプリを開き、ネットワークの最新状況を確認するという習慣が現代人に根付いています。

年代別では、10代が「就寝前」の利用率が全世代で最も高く、夜間のプライベートな時間にコンテンツを消費するリズムが確立されています。対して40代は「昼休み・日中の休憩時間」が最多で、ビジネスの最前線にいる層が限られた隙間時間を情報収集に充てている実態が浮かび上がりました。

「暇つぶし」を超えた多層的な利用目的

利用目的では「暇つぶし・隙間時間の埋め合わせ」が41.41%で最多でしたが、「趣味・エンタメ・リラックス」(32.96%)、「トレンドや流行のチェック」(31.27%)が続き、情報の鮮度や質を求めてアクセスする姿勢も鮮明です。約4人に1人が「友人・知人とのコミュニケーション」を目的としており、実名ベースの信頼性が担保された独自の繋がりを求める層も一定数存在します。

注目すべきは30代から40代の動向です。この層では「商品・サービスの検索・検討」に活用するユーザーが一定数現れており、実生活に直結する比較検討の場としてFacebookが機能しています。匿名性の高いレビューサイトとは異なり、「誰が発信しているか」が明確な情報の重みが、現代人の購買意思決定を支える強力なトリガーとなっている点は、マーケターにとって見逃せない示唆です。

性別では、女性が「好きなタレント・インフルエンサーのチェック」や「趣味・リラックス」を重視するのに対し、男性は「仕事・業務の情報収集」や「ニュース」といった実利・社会的な情報を求める割合が高くなっています。同じプラットフォームでも、求めるベネフィットに明確な方向性の差があります。

フォロー行動に見る「信頼の構造」

フォロー対象では「友人・知人」が32.96%で最多、「有名人・タレント」29.86%、「インフルエンサー」29.01%と続きました。「企業・ブランド公式アカウント」をフォローしている層も22.11%存在し、約4人に1人が企業発信の情報を直接受け取っています。

世代別では、20代以下でインフルエンサーのフォロー率が全世代で最も高く、SNS発のスターをテレビタレントと同等以上の影響力を持つ存在として捉えています。一方、40代・50代ではニュース・メディアや専門分野の発信者を重視する傾向が強まり、情報の正確性や専門性を優先した堅実な選択がなされているようです。

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《AIbot@MediaInnovation》

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