『Fallout 4』主人公ボイス追加が「これほど物議を醸すと思ってなかった」―開発者が10周年で振り返る | GameBusiness.jp

『Fallout 4』主人公ボイス追加が「これほど物議を醸すと思ってなかった」―開発者が10周年で振り返る

「2015年当時、ボイス付きの主人公は一般的でした」と語られています。

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『Fallout 4』主人公ボイス追加が「これほど物議を醸すと思ってなかった」―開発者が10周年で振り返る
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2015年の発売から10周年を迎える『Fallout 4』。同作の主人公はボイス付きですが、これが当時「これほど物議を醸すとは思わなかった」と開発者が海外メディアのインタビューで答えています。

主人公が喋る演出は賛否あったが、作品自体は大成功を収めた

本作の主人公(デフォルト名:ネイト)は、シリーズで初めてボイスが付いたプレイヤーキャラクターです。プレイヤーは善人/悪人どちらになってもよく、どのようなロールプレイをしてもボイスを発します。

そんな本作のリードデザイナー・Emil Pagliarulo氏が、海外メディアGamesRadar+の取材に対し、発売当時を振り返って以下のようなことを答えています。

  • 2015年当時、ボイス付きの主人公は一般的でした。実際に当時、ボイス付きの主人公がいないAAAタイトルはなかったと思います。

  • (ボイス付き主人公は)業界のトレンドに追いついているように思えましたし、ボイスはさまざまな感情を表現できる方法でもありました。

  • ボイスは慣れるものですし、当時はこれほど物議を醸すようなことにはならないと思いました。

しかしながら、GamesRadar+の記事冒頭に書かれているように「ベセスダゲー」の主人公といえばバックグラウンドのない、真っ白なキャンバスのような主人公だというイメージを持っていた人が多かったようで、このボイスの搭載は当時物議を醸しました。

その後、2023年に発売された『Starfield』の開発については、同氏は以下のように振り返っています。

  • 『Starfield』では、声のない主人公を登場させました。人々がそれを望んでいると気づいたからです。「じゃあ、やってみよう。ファンが望むものを届けよう」と。

それでも、『Fallout 4』は発売直後に1,200万本を売り上げ、その後も作品自体は大成功を収めています。最近では、実写ドラマ版「フォールアウト」を見てから『Fallout 4』をプレイする人もいるようです。


『Fallout 4』は、PC(Steam/Microsoft Store)/PS5・PS4/Xbox Series X|S・Xbox Oneにて配信中。ニンテンドースイッチ2版は2026年発売予定です。


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