ai tv show recap video ?
byu/spicyitaliansausagee inFallout
12月17日の配信日が近づく実写ドラマ版「Fallout」ですが、AmazonがAI活用のダイジェスト動画を公開したものの間違いの多さから非公開となったことが話題となっています。
あくまで1950年代風で実際は近未来の物語、AIは本質を理解せず

今回Amazonが公開した動画は、「Fallout」シーズン1を短くまとめたRecap動画と呼ばれるダイジェスト版です。全8エピソードをコンパクトにまとめ上げた振り返り動画で、シーズン2の放送を前にあらすじを思い出すには最適です。ただ、この動画ですが配信後すぐに非公開となってしまいました。というのも、AI生成を活用して作成されたこの動画が、あまりにも間違いが多かったようです。

『Fallout』シリーズのコンセプトの一つとして挙げられるのが「レトロフューチャー」で、緑一色のPCモニターに武器や敵のデザインなどからもはっきりと感じられる要素となっています。ラジオの選曲ラインナップから地下鉄車両や家電などのデザインからして、人によってはノスタルジーすら感じられるかもしれませんが、これらはあくまで1950年代風。実際には21世紀中頃からのエネルギー危機を皮切りに、2077年の全面核戦争以降の世界を描いた近未来の物語です。
しかし、公開された動画では複数回にわたって作品を1950年代の物語と紹介したほか、人物間の「残るか去るか」というやり取りを「死ぬか共に去るか」とまとめたりと意味を間違って解釈している部分もあり、このRecap動画は程なく非公開となっています。

なお、Amazonは一部アニメを対象に「AI beta」版と称するAI吹き替え版を公開しましたが、その品質の低さから視聴者や製作者、また声優陣らからの猛反発を受け12月初旬から順次削除を進めていることも報じられています。
※UPDATE(2025/12/15 20:40):サマリーの誤字を修正し、再公開しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございました。









