2027年にウィザーズ・オブ・ザ・コーストより発売予定のSFアクションRPG『EXODUS』について、本作の開発元であるArchetype Entertainmentの共同創業者であるChad Robertson氏は「本作のいかなる要素にも生成AIを使用する予定はない」と海外メディアEurogamerのインタビューに答えました。
参加俳優は他企業の生成AIサービスと協力を結んでいるが、本作では使用しないと明言

『EXODUS』は、Chad Robertson氏をはじめ、過去に『Mass Effect』シリーズを数多く手がけてきたスタッフが開発に携わるSFアクションRPGです。2027年初頭の発売が予定されています。

今回本作について生成AIの話が持ち上がったのは、本作への参加が発表されているハリウッド俳優のマシュー・マコノヒーさんが、声の生成AIを数多く手がける企業ElevenLabsと契約を結んでいると海外メディアThe Guardianで報じられていたことがきっかけです。これを受けて、本作についても生成AIによるボイスが用いられるのではないか?という疑念が海外ゲーマーの間で持ち上がりました。
この疑念に対し、Robertson氏は「いいえ、違います。『EXODUS』に登場するものはすべて、100%、私たちのために特別に録音されたボイスです」と答えています。
Eurogamerの記者が『EXODUS』のゲーム制作には生成AIを用いるのかと尋ねたところ、Robertson氏は「ゲームに関しては、いかなる要素にも生成AIを使用する予定はありません。品質やスケジュール、予算の面でゲームを完成させるために生成AIが必要ならば変更する権利を有しますが、現時点ではその予定はありません」と答えました。
『EXODUS』は、PC(Steam/Epic)/PS5/Xbox Series X|S向けに、2027年初頭発売予定です。










