『Clair Obscur: Expedition 33』は「すべて人間が作った」。生成AI使用で「GOTY」剥奪に関し弁明 | GameBusiness.jp

『Clair Obscur: Expedition 33』は「すべて人間が作った」。生成AI使用で「GOTY」剥奪に関し弁明

今後の方針は明確に「人間による制作」とも語ったとされています。

ゲーム開発 人工知能(AI)
『Clair Obscur: Expedition 33』は「すべて人間が作った」。生成AI使用で「GOTY」剥奪に関し弁明
  • 『Clair Obscur: Expedition 33』は「すべて人間が作った」。生成AI使用で「GOTY」剥奪に関し弁明
  • 『Clair Obscur: Expedition 33』は「すべて人間が作った」。生成AI使用で「GOTY」剥奪に関し弁明

Clair Obscur: Expedition 33』の開発元Sandfall EntertainmentのGuillaume Brioche氏が、『Clair Obscur: Expedition 33』は「すべて人間が作った」と語ったことが明らかになりました。

一時的な使用のみ、最終的には全て削除

これは、Kepler Interactive主催のCreator Collective向けのQ&Aセッションにて語られたとのこと。Q&Aセッションに参加したYouTuberのSushiさんが明らかにしました。

Q&AセッションにてディレクターのGuillaume Brioche氏は、YouTuberのSushi氏に対し、「ゲーム内のすべては人間の手によって作られています」と明言したとのこと。「AIが2022年に登場した時、私たちはすでにゲーム開発を始めていました。それは単なる新しいツールとして試してみましたが、全く気に入りませんでした。何か間違っていると感じたのです」と振り返り、当初は不足していたテクスチャのプレースホルダーとしてAIを使用していたが、発見次第すぐに削除したと語ったとしています。特にコンセプトアートとボイスワークについては、完全に人間が制作したことを強調したとのことです。

今後の方針は明確に「人間による制作」

Guillaume氏は今後の方針についても言及し、「将来がどうなるかを予測するのは難しいが、私たちが作るものはすべて人間によって作られます」と断言したとも語られています。

Game of the Yearを含む2つの賞が取り消しに

The Indie Game Awardsの2025年のGOTYを含む賞を受賞した『Clair Obscur: Expedition 33』でしたが、AI生成の使用を理由に、その後剥奪されています。同作デベロッパーのSandfall Interactiveが生成AIを使用していないとしていたにもかかわらず、実際には使用していたためと主催者側から説明されていました。




《H.Laameche@Game*Spark》

この記事の感想は?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら