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PCゲームプラットフォームSteamで囁かれている、「成人向け（NSFW）ゲームは、リリース後に新しいNSFWコンテンツを無料アップデートで追加できなくなった」という噂。多くの開発者やユーザーが困惑する中、アダルト・サバイバルホラー『Project Werewulf』の開発者が「全くの事実無根」と声明を発表しています。
◆「NSFWアプデ不可」の噂に、ある開発者が「事実ではない」と真っ向反論
この噂が広まるきっかけとなったのは、先日インディーデベロッパーCrimson Delight Gamesが報告した一件。
同スタジオは、自社タイトル『Tales of Legendary Lust: Aphrodisia』において、新しいNSFWコンテンツを無料アップデートで追加しようとしたところ、Steam（Valve）から許可が下りなかったと明かしました。
サポートからは「新しいNSFWコンテンツの追加は有料DLC経由でのみ可能」と案内されたといいます。
この報告がコミュニティに広がり、懸念の声が上がる中、アダルト・サバイバルホラー『Project Werewulf』の開発者が、この噂を強く否定しています。
開発者は「Rumors are not facts（噂は事実ではない）」と題した投稿の中で、「SteamがNSFWゲームの無料アップデートを許可しないという噂は全くの事実ではありません」と断言。
その根拠として、自らのゲームがリリース以降、多数の無料アップデートを配信しており、投稿の3日前にも大規模なコンテンツアップデートを実施したという実体験を挙げました。
なお、声明を発表した『Project Werewulf』は、女性主人公が人狼に追われながら脱出を目指す、3Dサードパーソン形式のアダルト・サバイバルホラーゲーム。ヌードやゴア表現に加え、過激な性描写を含むことを公言しています。
◆ポリシーは依然不透明か？ 今後の動向に注目
一方の開発者は「アップデート不可」と報告し、もう一方の開発者は「問題なく可能」と主張。今回の件で、SteamにおけるNSFWコンテンツの取り扱いポリシーが、依然として不透明な部分を抱えていることが浮き彫りになりました。
この違いが、ゲームのコンテンツ内容によるものなのか、あるいは各開発者とValveとの個別のやり取りに起因するものなのかは定かではありません。
「Steamは公式にポリシーを変更しておらず、利用規約にもこの主張を裏付けるルールは存在しない」という『Project Werewulf』開発者の指摘もあり、アダルトゲームを扱う開発者やファンは、引き続きValveの公式な見解や今後の動向を注視していくことになりそうです。
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