
1月29日に発売されたスーパーヒーロー派遣ADV『Dispatch』ニンテンドースイッチ/スイッチ2版において、PC/PS5版とは異なり、表現を検閲するモードがデフォルトで適用され、かつ解除できない仕様であることが明らかになりました。
黒塗り、ピー音、吐息カット……徹底的な表現検閲

『Dispatch』は、元ヒーローのロバート・ロバートソンが派遣オペレーターとなり、ヒーローたちを事件現場へ送り出す物語が描かれるアドベンチャーゲームです。Steamでは15万件以上のレビューで97%が好意的な評価をしている人気作となっています。

本作は成人向けのユーモアや情熱的なロマンスシーン、正面からの全裸描写が含まれることでも知られています。PC/PS5版では、これらの表現を制限する「不適切な表現の検閲」「視覚情報の検閲」オプションが用意されており、プレイヤーによる選択が可能です。

しかし、1月29日にリリースされたスイッチ版ではこのオプションが削除されており、デフォルトで検閲モードが適用されていることが海外ユーザーなどから報告されています。
具体的には、全裸描写は黒塗りのボックスで覆われ、罵倒語はピー音で伏せられ、ロマンスシーンの効果音(吐息など)までもが削除されているとのことです。
開発元は「プラットフォームの基準は異なる」と説明

この仕様について、発売前にマイニンテンドーストアなどで十分な告知がされていなかったことから、多くの購入者から不満の声が上がっています。
SNSなどでは、「検閲モードのオン/オフができないことを事前に知っていれば、PS5版を購入していた」といった趣旨の意見が見られ、一部では返金を求める動きも出ているようです。
この状況に対し、開発元のAdHoc Studioは海外メディアEurogamerに寄せた声明で、「プラットフォームによってコンテンツの基準は異なる」と説明しつつ、今回の仕様が「ゲーム全体の物語体験やゲームプレイに影響を与えることはない」との見解を示しました。
『Dispatch』のニンテンドースイッチ/スイッチ2版は2026年1月29日より発売中です。











