
2024年3月にサービスを終了したドライビングシミュレーション『The Crew』について、同作を復活させるサーバーエミュレータープロジェクト「The Crew Unlimited」が2025年9月15日にリリースされると発表されました。
大きな運動の発端になった『The Crew』の復活目指す

2014年にリリースされた『The Crew』は、オープンワールドレースが楽しめるドライビングシミュレーションとして評価されていましたが、サーバーインフラやライセンスの制約といった観点から2024年3月にサービスを終了しました。
オンライン接続が必須な同作については、サービス終了後にプレイ不可能な状態となったことが大きく問題視されました。その結果、サポートが終わったゲームに何らかのプレイ手段を提供することを求める運動「Stop Killing Games」に発展しています。
「The Crew Unlimited」は同作のサービス終了を受けて発足されたサーバーエミュレータープロジェクトです。ゲーム本編を所有しているユーザーを対象に、オフラインとオンラインの両方のモードをプレイ可能なエミュレーターを提供します。
公開されたサイトでは、ランチャーも含めて1.0リリースに向けた機能が完成していると報告しました。ソフトウェアのテストと検証を実施した後、9月15日にリリースする予定であると発表しています。
プロジェクトリーダーのwhammy4氏は、「The Crew Unlimited」に多くの時間と労力を費やしてついに実現に至ったとコメント。ゲーム業界全体で物議を醸す運動の発端になった『The Crew』ですが、ユービーアイから今回のプロジェクトに何らかのリアクションがあるか、またその内容がどうであるかを含めて動向に注目が集まります。