ビズヒッツが運営するビジネス上の問題解決を考えるメディア「Biz Hits」は、社会人の独身男女497名に「休みの日の過ごし方」についてアンケート調査を実施し、その結果をランキング形式でまとめました。
アンケート調査「休みの日の過ごし方」
調査対象：社会人の独身男女
調査期間：2022年8月22日～24日
調査機関：自社調査
調査方法：インターネットによる任意回答
有効回答数：497人（女性302人／男性195人）
回答者の年代：10代…0.8％／20代…35.6％／30代…37.1％／40代…18.5％／50代…6.8％／60代以上…1.2％
調査結果サマリー
・休みの日の過ごし方1位は「映画・テレビ・動画を観る」
・休みの日は「一人で過ごす」人が最も多い
・後悔してしまう休日の過ごし方1位は「寝すぎる」
休みの日の過ごし方1位は「映画・テレビ・動画を観る」
1位 映画・テレビ・動画を観る
無料やリーズナブルな料金でコンテンツが楽しめるので、休日の楽しみとして活用している人も多いようです。
「録りためたドラマやバラエティ番組を観る（27歳 女性）」／「動画配信サイトで映画やドラマを観る（38歳 女性）」
2位 買い物に行く
ネットショッピングやネットスーパーもありますが、実際に外出して買い物すると気分転換になりそうです。
「ショッピングモールなどで買い物してます（25歳 女性）」／「1週間分の買い物をするため、スーパーを2軒ほど回ります（46歳 女性）」
3位 家事をこなす
「平日にシフトが入っている日には、なかなか部屋を掃除できない」という人もいるため、「溜まった家事」や「時間のかかる家事」を休日にまとめて片付ける人が多く見られました。平日の家事をラクにするため、休日に「つくりおき」を作っているという人も複数いました。
「仕事の日にはできなかった部屋の片付けや洗濯をしています（20歳 女性）」／「掃除・洗濯などの家事をしたり、平日に食べるための「つくりおき」を作ったりします（42歳 男性）」
4位 身体を動かす
ヨガ、水泳、サッカー、スポーツジム、ウォーキング、ゴルフなど、多くのスポーツやエクササイズが寄せられました。
「ゴルフの打ちっぱなしに行く（24歳 女性）」／「散歩などで体を動かしています。公園に立ち寄れば、少し筋トレもします（34歳 男性）」／「近所のスポーツジムで運動して過ごす（43歳 女性）」
5位 ゲームする
スキマ時間ではプレイしにくいゲームを、休日にたっぷり楽しむ人も多いのだと考えられます。ひとりではなく、オンラインで仲間とつながってプレイしている人もいました。GPSゲームなどは外出が必要なので運動不足の解消にもなりそうです。
「会社の同僚とゲームして遊ぶ（28歳 男性）」／「基本はスマホでゲーム。複数のアプリをハシゴして、スタミナを使い切ったり飽きたりするまで続ける（35歳 男性）」
6位 本・漫画を読む
本や漫画が好きだからという人もいれば、勉強のために読むという人もいるようです。
「1日中読書をして過ごしています（21歳 女性）」／「家でのんびり読書（40歳 男性）」／「図書館で本を借り、家で読む（48歳 女性）」
7位 ゆっくり寝る
休日は仕事の疲れをしっかり癒やす時間でもあります。ただ、「休日に寝てばかりだと損した気分になる」、「寝すぎて睡眠リズムが崩れると身体がだるくなる」という人も。
「寝たいだけ寝る（25歳 女性）」／「疲れて寝ていることがほとんど（33歳 女性）」
休みの日を一緒に過ごす相手ランキング
1位 自分ひとり
ひとりが好きで積極的にひとりで過ごす休日を選んでいる人もいれば、「誰かと過ごしたい気持ちはあるけれど、都合が合わない」という人も。
「恋人は休みが合わず、友人は子持ちや既婚が多いため誘いにくい（29歳 女性）」／「誰かに気を遣うことなく自由に過ごせるから（33歳 男性）」／「知り合いと連絡してまで会うのがめんどくさい（42歳 女性）」
2位 恋人
「恋人と過ごすと癒やされる」、「会いたいから」など、恋人への思いが伝わる回答も多く寄せられました。また、「同棲しているため、一緒に過ごすことが多い」という回答も目立ちました。
「恋人と過ごすのが心地よいため（26歳 男性）」／「同棲しており休みの日も同じなので、休日は2人で遊ぶと決めている（34歳 女性）」／「彼氏と会えるのが土日しかないため（40歳 女性）」
3位 友人
「ひとりより誰かといるほうが楽しい」、「気の合う友人と過ごすのは気楽」という意見が目立ちました。「一緒にサッカー」、「ランニング仲間と過ごす」など、スポーツを通じて友人関係を構築している人も。
「休みの日にしか長く会えないから（25歳 女性）」／「一番会いたい人だからです。会って話をすると落ち着きます（30歳 女性）」／「ひとりだと寂しい。つまらない（35歳 男性）」
4位 家族
「同居しているから必然的に」、「親が高齢で面倒をみなくてはいけないから」という意見があった一方、「家族と一番気が合うから」という人も。親の体力は衰えていきますし、子どももいつか巣立っていきますので「家族と楽しく過ごせる今を大切にしたい」と考える人も多いようです。
「家族の時間をなるべく大切にしたいから（28歳 女性）」／「実家暮らしで親が車を所有していないため、休日に私が車を運転して、用事や買い物に行くことが多い（31歳 女性）」／「両親が高齢で少し健康状態に不安もあるので、長時間目を離せないため（50歳 男性）」
5位 ペット
ペットを飼っている人は、ペットのかわいい姿を見ているだけでも癒やされるのではないでしょうか。仕事の日にペットを十分運動させてあげられない人は、休日にペットをつれて散歩やドッグランへ行くこともあるでしょう。
「仕事の疲れを猫に癒してもらいたいから（20歳 女性）」／「恋人がおらず、周りの友達は忙しく休みが合わない（36歳 女性）」
後悔してしまう休日の過ごし方1位は「寝すぎた」とき
1位 寝すぎる
疲れていて仕方ないとはいえ、あまりに長く寝てしまうと時間を無駄にしたと感じてしまう人もいるようです。
「昼近くまで寝て過ごすと、もったいないと思う。また夜いつもの時間に眠れず、生活リズムが乱れてしまうので後悔する（36歳 男性）」／「10時近くまで寝てしまうと後悔する。出掛けようと思っていたのにお昼前近くになってしまうので、出掛ける気力が削がれてしまうから（41歳 男性）」
2位 動画・テレビばかり観ている
「次の休日には、好きなドラマや映画を思いっきり観る」と決めていたのであれば、1日中観ていても充実感があるでしょう。しかし、とくに目的なく観ている場合は「時間を無駄にした」、「全然自分のためにならなかった」と感じることも多いようです。
「YouTubeは平日の夜でも見れるので、せっかくの休みを無駄にしたと感じるから（22歳 女性）」／「その時間でもっと自己投資・自分磨きできたのでは？と考えてしまうため（31歳 男性）」
3位 ダラダラ過ごす
「疲れているのだから、ときには何もしない日も必要だ」と割り切れるならよいですが、「無駄な1日だった」、「もったいない」と後悔する人も多いようです。
「何もせずになんとなく1日を過ごしてしまったときは後悔する。貴重な休日をなんとなく過ごすのはもったいないため（28歳 男性）」／「家事を休日にしないと、家がどんどんちらかって大変なことになってしまうため（42歳 女性）」
4位 ネット・スマホばかり見ている
「得るものがない」「時間を無駄にしたと感じる」という意見が多数。スマホいじりの時間を減らしたい場合は、時間制限・使用制限機能を利用してみてはいかがでしょう。
「とくにストレス発散にもならず疲れるから（29歳 女性）」／「何も建設的なことをせずに1日が終わってしまうことに罪悪感がある（52歳 女性）」
5位 外出しない
「ずっと家にいると疲れる」「外に出ないとリフレッシュできない」といった回答が寄せられました。「外出したいけど腰が重くて」という人は、近所の散歩から始めてみてはいかがでしょうか。
「せっかくの休みだったのに、いつもと違う体験をしなかったことに後悔してしまう（25歳 女性）」／「何もしないで家にいると気持ちがリフレッシュできないから（33歳 男性）」
6位 SNSばかり見ている
SNSは楽しく、情報収集にも役立ちますが、1日どっぷりと浸ってしまうと、「時間を無駄にした」、「もっと有意義な時間を過ごせたはずなのに」と後悔する人も多いようです。
「生産性がないように感じてしまうため（25歳 女性）」／「もっと時間を有効に使えたのではと思ってしまうため（28歳 男性）」／「ネガティブな気持ちになるから（30歳 女性）」
同率6位 やりたかったことができない
できなかった理由は「寝過ごした」、「疲れが溜まっている」など。また、溜め込んだ家事をこなすのに忙しく、趣味や外出まで手が回らないという人もいるかもしれません。
「仕事で疲れていてランニングを諦めたときに後悔する。走らなければストレス発散できない（38歳 男性）」／「掃除などやるべきことを疎かにしてしまうと後悔。予定通りに過ごせていないため、部屋が散らかったままになる（29歳 女性）」
独身社会人497名にアンケートを実施したところ、休日は1人、かつインドアで過ごす人が多いとわかりました。そのため、過ごし方としては「動画・テレビ・映画」、「ゲーム」など1人でも楽しめるものが多くランクインしています。
今は自宅にいながら無料・低料金で楽しめるコンテンツが豊富なので1人でも過ごし方には困りませんが、その一方で「休日にスマホや動画ばかり見ていると後悔する」という人も多数見られました。
休日の過ごし方を変えたいという方は、近所の散歩や友人への連絡など、簡単なことから始めてみてはいかがでしょうか。
すべての集計結果データはこちらから閲覧できます。
