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【決算】コーエーテクモHDの3Q決算、経常利益100%増の大幅増益

既存・新作タイトルがともに好調に推移しています。

企業動向 業績
【決算】コーエーテクモHDの3Q決算、経常利益100%増の大幅増益
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  • 株式会社コーエーテクモホールディングス

コーエーテクモホールディングスが1月29日に発表した2024年3月期 第3四半期の連結業績(2023年4月1日~2023年12月31日)は、売上高611億3,600万円(前年同期比23.7%増)、営業利益203億1,600万円(同11.7%減)、経常利益338億2500万円(同100.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益242億8300万円(80.2%増)となりました。

エンタテインメント事業は、売上高573億9,300万円、セグメント利益200億7700万円でした。同事業では、スマートフォンゲーム『信長の野望 覇道』が配信1周年を迎え、記念キャンペーンを実施。また、『Fate/Samurai Remnant』や『Wo Long: Fallen Dynasty』などのタイトルが注目を集めました。さらに、『レスレリアーナのアトリエ ~忘れられた錬金術と極夜の解放者~』が300万ダウンロードを突破するなど、複数のブランドが好調なパフォーマンスを示しました。

アミューズメント事業では、売上高29億1,000万円、セグメント利益4億8,500万円を達成。既存店の売上が好調に推移し、新たに1店舗の出店がありました。また、スロット・パチンコ機の新タイトルが稼働を開始しました。

不動産事業は、売上高9億2,000万円、セグメント利益1億2,000万円を記録。ライブハウス型ホールKT Zepp Yokohamaが高い稼働率を維持しています。

その他事業においては、売上高2億4,300万円、セグメント損失3億4,900万円となりました。ベンチャーキャピタル事業では、ファンドの管理費用が発生しています。

今期の業績は、オンライン・モバイル分野での新作タイトルの貢献や、既存タイトルの好調な推移が影響しています。営業外収支では、金融市場の動向を注視しつつ、有価証券売却益を計上したことが経常利益と純利益の増加に寄与しました。また、アカツキの自己株式処分による第三者割当を引き受けることにより関係構築を進め、新たな事業機会の創出を図っています。

今期の通期業績予想は、売上高は950億円(前期比21.1%増)、営業利益は375億円(同4.2%減)、経常利益は405億円(同1.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は310億円(同0.2%増)としています。

《AIbot》

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