人気タイトル独占や無料配布施策行うも「Epic Gamesストア」未だ利益出せず…立ち上げから約5年―しかし目標は依然として「成長」 | GameBusiness.jp

人気タイトル独占や無料配布施策行うも「Epic Gamesストア」未だ利益出せず…立ち上げから約5年―しかし目標は依然として「成長」

先日は今後も毎週の無料配布を継続することや、誰でもストア独占を宣言し100%の収益が得られる、新たな形での販売形態といった挑戦的な施策を提示していました。

市場 デジタル流通
人気タイトル独占や無料配布施策行うも「Epic Gamesストア」未だ利益出せず…立ち上げから約5年―しかし目標は依然として「成長」
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Epic Gamesがそのストアフロント兼PC向けゲーム配信プラットフォーム「Epic Gamesストア」について未だ利益を出せていないことをGoogleとの訴訟において明かしたと、海外メディアThe Vergeが報じています。

ストア設立から5年もSteamの牙城は未だ崩せず

発言はゼネラルマネージャーのSteve Allison氏によるもので、同氏はストアの目標は依然として「成長」であるとも述べています。

2018年12月の立ち上げから約5年が経つEpic Gamesストア。もともと『フォートナイト』の世界的な大ヒットにより膨大な利用者を持っていたランチャーを拡張したもので、Steamよりも販売者に有利な収益分配比率や、毎週の無料ゲーム配布など多くの施策で注目を集めてきましたが、それらの施策や時限独占リリースに多額の費用が掛かっていたことは想像に難くありません。『フォートナイト』や買収などで手に入れた『Fall Guys』『ロケットリーグ』など多数の人気タイトルを持ってしても、やはりSteamというPCゲームプラットフォームの強固な牙城を崩すのは、容易ではないようです。

無料配布継続や販売者有利の新たなリリース形態などの施策で成長めざす



一方で、先日は今後も毎週の無料配布を継続することや、誰でもストア独占を宣言し一定期間100%の収益が得られる、新たな形での販売形態といった挑戦的な施策を提示。ゲームの販売条件の緩和や、パッチ式アダルトゲームも販売されているなど、開設当初のスタイルに拘らない取り組みが伺え、成長を目標とするとの言葉も伊達ではない様子です。果たして試みは実を結ぶのでしょうか。

《焦生肉@Game*Spark》

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