Psyonixは『ロケットリーグ』の大会「Rocket League Championship Series 2026: Paris Major」を通して、同作のゲームエンジンを「Unreal Engine 6(以下、UE6)」に移行することを発表しました。
これまでにもEpic GamesのCEOであるティム・スウィーニー氏からUE6の構想が語られてきましたが、これにてエンジンが正式発表されたと言えるでしょう。
『フォートナイト』で使われている「Unreal Editor for Fortnite(UEFN)」との統合目指す
発表では、リアルタイムのインゲーム映像からキャプチャーされたという新しい『ロケットリーグ』の姿がお披露目されています。おなじみのスタジアムが綺麗になり、車両もリアルになった模様です。
詳細は不明ながら、テロップでは「新時代」「新エンジン」とシンプルながらも力強い言葉が表示され、映像の最後ではUE6に移行することが発表されました。




UE6については、これまでにもEpic GamesのCEOであるティム・スウィーニー氏からその構想が語られています。同氏は2025年5月にコンピューター科学者であるLex Fridman氏のポッドキャストに出演し、開発ラインが一般開発者向けUE5と、『フォートナイト』コミュニティ向けの「Unreal Editor for Fortnite(UEFN)」に分かれている点について言及しました(ポッドキャストの文字起こしバージョンも存在)。
UE6については、UE5とUEFNの2つを統合しようとしているそうです。UEFNでは独自のプログラミング言語「Verse」が使われていますが、そのアップグレード版も統合されることになる模様。UE6の目標は2つの長所を結集させることであり、開発者は『フォートナイト』内の「島」としてリリースするか、スタンドアロンのゲームとして出すか、あるいはその両方を同時におこなうことができるとしています。
なお、スウィーニー氏は2025年11月に日本で開催された「UNREAL FEST 2025 TOKYO」でもUE6に言及していました。こちらでは“オープンメタバース構想”が紹介され、Verseのほか新シーン構造「Scene Graph」など、UE6で使われる技術の進捗が説明されたそうです。
同氏は2025年の時点で「数年先の話」「正確な時期は決まっていない」「おそらく2~3年後にはプレビュー版を目にすることができるかもしれない」といったことを語っており、エンジンの本格的な公開にはまだ時間がかかるかもしれません。直近では現地時間6月16日~18日にUnreal Fest Chicago 2026が開催されるので、このタイミングでUE6について説明される可能性があります。

UEとUEFNの統合を目指しているからか、今回のお披露目動画ではまるで『フォートナイト』の世界に『ロケットリーグ』が入り込んでいるような画像も公開されました。左上に「verse://rocketleague.com」と書かれている部分も気になるところで、Verse言語との関連性を感じられます。
So... Rocket League in Fortnite?
by
u/hjayala in
RocketLeague
こういった点については海外掲示板Redditでも盛り上がっているようで、『フォートナイト』の中に『ロケットリーグ』が入っているような姿に驚きつつも、複雑な気持ちだということを表明しているスレッドに多くのコメントが集まっています。
『ロケットリーグ』がどのタイミングでUE6に移行するのかは、わかっていません。まだまだ詳細は不明なUE6ですが、我々ゲーマーやクリエイターにどのような未来を見せてくれるのか、今後の発表にも期待しておきましょう。









