『バイオハザード』生みの親・三上真司氏とブランド統括・竹内潤氏の対談動画公開―「地獄の先に天国があった」当時を振り返る | GameBusiness.jp

『バイオハザード』生みの親・三上真司氏とブランド統括・竹内潤氏の対談動画公開―「地獄の先に天国があった」当時を振り返る

2021年のシリーズ25周年を記念して実施された対談です。

文化 その他

カプコンは、『バイオハザード』シリーズの25周年を記念した三上真司氏と竹内潤氏の対談動画を、ブランドサイト「バイオハザード ポータル」にて公開しました。

三上氏は『バイオハザード』の初代ディレクターを務めた人物で、現在はTango Gameworksの代表です。竹内氏はカプコンで『バイオ』シリーズのブランド統括を担当し、最近では『バイオハザード7』『バイオハザード ヴィレッジ』で開発総責任者も務めています。

8月19日に公開された前編では、『バイオハザード』開発当時の技術面での苦労などを語っており、同作のことを三上氏は「地獄の先に天国があったって感じのプロジェクト」と振り返っています。また没になったエディ・マーフィ風のもう1人のキャラクターについても言及。さらに「ホラー」とは何かという興味深いことにも触れられているほか、『バイオハザード7』でも苦労の末に『バイオハザード』シリーズの根っこである「ホラー」をやろうとしてシングルプレイに行き着いたことなども語られています。

8月26日に公開された後編では、『バイオハザード 4』のカメラ演出を初めて褒めてくれたのは桜井政博氏であったということや、「サラザールロボ」はそのままでは「真面目すぎてつまらない」から登場させたなど、開発当時の逸話が明かされています。またクオリティーのためにはマスターアップ間際でも直そうとするカプコンのゲーム制作の体制について、『バイオハザード7』ではマスターアップ2カ月前にシナリオの根幹を変えたという実例を交えて解説する場面も。

そして9月2日に公開されたおまけ編では、対談のロケ地となった「SHOOTING BAR FIVE」にて2氏が大型のエアガンを試射。ゲーム業界のレジェンドクリエイター2人が跳ね返った弾に痛がりつつその迫力に驚くという、ある意味貴重な映像となっています。

『バイオハザード』生みの親・三上真司氏とブランド統括・竹内潤氏の対談動画公開―「地獄の先に天国があった」当時を振り返る【UPDATE】

《いわし@Game*Spark》

この記事の感想は?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら