その多様性から教育分野でも活躍しているサンドボックスゲーム『Minecraft』ですが、2014年にデベロッパーMojangを買収したMicrosoftは、人工知能の研究として同作を使用することを明らかにしました。Microsoft Researchが進める「Project AIX」では、『Minecraft』の世界で人工知能が自ら学習して目的を達成できるよう、訓練を行っています(例えば溶岩を避けて山の頂上に登るなど)。『Minecraft』を採用した理由については、何百万にものファンを虜にする魅力的で開放的な世界や、大小様々なタスクによる無限の可能性が、人工知能研究にとって理想的であることが挙げられています。このAIXプラットフォームはJavaバージョンのModと、人工知能のエージェントが『Minecraft』の環境を感知して動作するのを助けるコードから構成されており、Windows/Linux/Macで動作。また、研究者は使い慣れたあらゆるプログラミング言語でエージェントをプログラムできるそうです。現在プライベートベータとして小規模な学術研究者グループ向けに公開されていますが、今夏にはオープンソースライセンスを通して、より多くの人が利用可能になるとのことです。Microsoftはオープンソースのアプローチによって、AIXの向上に貢献する何百あるいは何千もの研究者を獲得できるとし、技術革新への障壁を可能なかぎり低くすることが焦点であると語っています。
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