国土交通省が、首都圏外郭放水路を『マインクラフト(Minecraft)』で再現しています。
『マインクラフト』で治水施設の仕組みを学べる

江戸川河川事務所が管理する治水施設である首都圏外郭放水路の立坑、調圧水槽、排水ポンプ設備などを再現。実際に『マインクラフト』で、プレイヤーが探検しながら治水施設の仕組みやインフラ整備の重要性を学べるようになっています。

埼玉県春日部市にある首都圏外郭放水路は、「防災地下神殿」とも称される壮大な地下施設を有する治水施設。毎秒200立方メートルの排水能力を誇り、洪水時に中小河川の氾濫を防ぐための重要な役割を担っています。ワールドデータの設計にあたっては、実際の設計図をマインクラフト用に落とし込み、リアルさを追求しているとのこと。また、普段立ち入ることができない場所や設備の機能もゲーム内で確認できるようになっています。


映像では、大雨による街への浸水を避けるために首都圏外郭放水路がどのような役割を担っているかがわかりやすく解説されています。『マインクラフト』でリアルに構築されたオペレーションセンター、第三立坑、第一立坑、調圧水槽を確認できます。
ワールドデータ配布中

ワールドデータは国土交通省 関東地方整備局 江戸川河川事務所の公式サイトにて配布中です。なお、ダウンロードしたワールドデータを使用するには、『マインクラフト』ゲームソフト本体(統合版又は教育版)が必要です。