
マイクロソフトは、名作TPSのリマスター『Gears of War: Reloaded』の国内向けPlayStation 5版の発売を中止することを発表しましたが、その理由についてさらなる詳細が明らかになりました。
国内PS5版の発売中止は2025年6月9日に明かされたもので、該当の公式blog投稿において理由は「レーティングやプラットフォームの方針によるものであるとされていました。マイクロソフトの象徴的なIPのPS系ハード登場に期待していたユーザーも多いところ、残念な結果となってしまった形です。
これについて編集部でマイクロソフトへと取材を行った結果、担当者より「血や残虐な描写、激しい暴力表現が主な要因となり、CEROレーティングが取得できませんでした」とCEROの審査が通過できなかった旨の確認が取れました。近年、PlayStation系ハードでも条件付きでより広範かつ世界的に利用可能な「IARC」レーティングにも対応していますが、同作が並行して取得した「IARC 18+」レーティングでのゲームリリースは認められていません。
なお、同時に編集部では他国内版の特有の規制の有無などについても取材を行いましたが、取得したIARCレーティング(IARC 18+)のまま発売される旨の回答が得られたのみに留まっています。しかしながら、日本地域のみに向けてIARCレーティングを再取得した旨も受け取っていないため他機種では無規制かそれに近い内容になることが期待できそうです。
『Gears of War: Reloaded』は、国内ではPC(Steam/Microsoft Store)/Xbox Series X|S向けに8月26日発売予定です。Game Pass UltimateおよびPC Game Pass、Xbox Cloud Gamingにも提供されます。