エピック・ゲームスとエヌビディアは、GDC 2015に合わせて、映画「ホビット 竜に奪われた王国」(The Hobbit: The Desolation of Smaug)の一シーンを再現したデモ「Thief in the Shadows」を公開しました。このデモはエピックのUnreal Engine 4、エヌビディアが新たに発表したハードウェア「GeForce GTX TITAN X」、Oculus Riftの最新プロトタイプ「Crescent Bay」、そして映画本編を制作したWeta Digitalのコンビネーションによって制作されたもので、プレイヤーは邪悪なドラゴン、スマウグの大迫力をVRで体感する事が出来ます。「Thief in the Shadows」は映画の素材をリダクションしたアセットで制作されたということで、まさに映画の中に入ったかのようなクオリティで、360度のVR体験ができます。ここは洞窟の中。目の前には宝箱。その背後にはコインで出来た山が。身を乗り出して宝箱を見ると、木目まで仔細に再現されている事が分かります。そして微かな振動から始まり、次第に大きくなる揺れ、コインの山からスマウグが巨体を見せます。プレイヤーの様子を伺うようにその巨体を揺らしながら周囲を歩きまわり、最後の瞬間、燃え盛る炎を主人公に向けて―――。僅か数分の体験時間でしたが、スマウグの迫力におののき、後ずさりをするような体験でした。VRがあれば映画の世界の中に立ち、体験できる、言葉では分かっていたものが体で実感できた瞬間でした。ますますVRの時代が楽しみになってきました。
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