スクウェア・エニックス、新経営体制を明らかに・・・本多副社長も降格、元アイドスCEOが本社役員に | GameBusiness.jp

スクウェア・エニックス、新経営体制を明らかに・・・本多副社長も降格、元アイドスCEOが本社役員に

スクウェア・エニックス・ホールディングスは、代表取締役副社長の本多圭司氏を降格し、取締役とする人事を明らかにしました。本人事は6月下旬に開催される定時取締役会の承認を経て正式に決定します。

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スクウェア・エニックス・ホールディングスは、代表取締役副社長の本多圭司氏を降格し、取締役とする人事を明らかにしました。本人事は6月下旬に開催される定時取締役会の承認を経て正式に決定します。

本多氏は旧エニックス出身で、「ドラゴンクエスト」などのプロデューサーを務めた後、2000年に社長に就任。2003年のスクウェアとの合併後は、代表取締役副社長として社長を務めてきた和田洋一氏と二人三脚で経営を支えてきました。

しかし通期業績が大幅な赤字に転落し、10年間経営トップを務めた和田氏も経営責任を取り辞任する事が既に決定。同じく経営の中枢にあった本多氏も責任を明確にしたものと思われます。

新体制としては元スクウェアで財務出身の松田洋祐氏が社長に就任。新任の取締役にはアイドスの元CEOだったフィル・ロジャース氏と社外取締役にはグラムメディア・ジャパンCEOでエキサイトでも社長を務めた山村幸広氏が就任。その他の取締役はエニックス出身で「ドラゴンクエスト」のプロデューサーだった千田幸信氏と本多氏の計5名ということになります。

代表取締役は松田氏のみで、支える取締役には元エニックスから2名、海外事業を中心に見ると考えられるフィル・ロジャース氏と社外取締役1名という、すっきりした体制になったのではないでしょうか。
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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