ジンガのマーク・ピンカスCEOは従業員に向けたメッセージを送り、業績の立て直しのため、約100名のレイオフと運営中の13タイトルのシャットダウンなどを柱としたリストラ策を明らかにしました。スタジオではボストンのスタジオを閉鎖するほか、オースティンのスタジオのスタッフも大幅に削減。日本と英国のスタジオも近く閉鎖するだろうとのこと。合計で約100名をレイオフ。これは全従業員のうち約5%に相当します。シャットダウンするゲームタイトルについての詳細は明らかではありませんが、『The Ville』への投資を大幅に削減するとしています(EAの『ザ・シムズ ソーシャル』の競合と考えられてきた)。そのほか、広告やデータセンターへの投資も抑制するとのこと。詳しくは明日、CEO自ら記者会見を行うとしています。ジンガの直近の業績は2012年度 第2四半期累計で売上高6億5436万ドル(前年同期比+25%)、純利益は1億0816万ドルの赤字(前年同期は1814万ドルの黒字)となっています。多数の買収を通じて事業が広がっている一方、思ったような収益が上げられておらず、仕切り直しの意味もありそうです。
「バービー人形」のマテル社がデジタルゲームの自社パブリッシングに着手―まずはモバイルから、『Roblox』や『フォートナイト』進出も視野 2024.3.6 Wed 玩具メーカーとして知られるマテルですが、1980年にも家庭用ゲ…