任天堂が昨年10月、高品質なビデオコーデックの提供で知られるフランスのActimagine(アクトイマジン)社を買収したようです。社名は同社が提供してきたビデオコーデックの製品面「Mobiclip」と変更されています。Actimagineは「Mobiclip」と呼ばれるビデオコーデックを提供。ハードスペックの限られる携帯ゲーム機でも高品質な映像再生が可能なことから、任天堂はゲームボーイアドバンス以降採用を決め、ライセンスを受けてサードパーティライセンシーを含む様々なゲームタイトルで採用されてきました。ゲームのオープニングで登場するロゴを見た方も多いのではないでしょうか。任天堂はフランスのActimagineを買収。Mobiclipと社名を変更しています。子会社でアジア太平洋地域を統括してきたアクトイマジン株式会社もモビクリップ株式会社と社名を変更しています。同社のウェブサイトでは以下のような告知が掲載されています。任天堂プラットフォーム以外のサポートは終了するとのこと。当社は、ソフトウェアの可能性を実感できるソリューションとして、高画質、高圧縮率のソフトウェア ビデオ コーデック Mobiclip の日本およびアジア地域の販売拠点として活動して参りましたが、2011 年 10 月より任天堂グループとして新たに出発することとなりました。今後、両社は緊密な協力により、任天堂プラットフォームに対応したソフトウェア開発に注力し、お客様にご満足いただける製品とサービスの提供に努めて参る所存でございます。
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